サイゾーウーマンカルチャースポットプロ彼女と戦う男の共通点とは カルチャー 『女子の兵法』発売記念トークショー 恋愛で勝つ女のテクニックとは? “プロ彼女”と、戦う男の手法に見る共通点 2016/05/13 15:00 結婚イチロー西島秀俊 トークショーで「女子の兵法ベスト10」を挙げたが、ここではそのうち3つを紹介する。 ●「相手をリスペクトしすぎない」 憧れを持ちすぎて、自分の可能性をつぶしてしまう人はたくさんいます/イチロー 「日本から長らくメジャーリーガーが生まれなかったのは、誰もが『行けるわけがない』と思っていたから。それを、1995年に野茂英雄投手がメジャーリーグ入りして以来、俺も俺もと続きました。恋愛も同じです。“高嶺の花”的な男性には、100人中99人が『私なんて無理』と思って声をかけませんが、話してみたら意外と会話が弾んだ、という例はいくらでもあります。行動しない理由は、恥をかきたくない、傷つきたくないからですよね。でも、恥なんて一時的なものです。別に死ぬわけじゃない。プロ彼女と呼ばれる人たちを見ていると、トライ&エラーの連続です。空振りを何度も経験している。そうして初めて、ステキな男性を射止めているんです。憧れすぎて相手との間に距離を作ってはダメ、距離を詰めて話しかけるのが第一歩です」(同) ●「ターゲットの親玉を攻略する」 擒賊擒王(きんぞくきんおう:「将を射んと欲すればまず馬を射よ」の逆である。まずターゲットの上に立つ人の信頼を勝ち得、その威光を利用して攻略すること)/三十六計 「これもプロ彼女のみなさんがよく使う手です。ある俳優さんに近づくために、まずはその所属事務所の社長と仲よくなり、そこから彼に紹介してもらった、という女性を知っています。これは極端な例だとしても、戦略的な女性たちは周りを巻き込むのが上手ですよ。その人物は、上司や親とは限りません。行きつけの飲み屋のオヤジとか、彼が箸にも棒にもかからない頃にお世話になった先輩とか。今はSNSという便利なものもあるので、そこで構築されている人間関係を足がかりにして、彼の世界へ踏み込んでいくという手もあります」(同) ●「結婚へのクロージングは笑顔で着々と行う」 笑裏蔵刀(しょうりぞうとう:顔は笑っているが、実は、懐に刀を隠し持っている。そんな具合に内心を隠し、相手に油断させながら式場へいざなうこと)/三十六計 「多くの既婚男性は、程度の差こそあれ、女性にせっつかれて結婚を決めています。男性はな~んにもしませんから、女性が自分で道筋を作るしかないんです。それをヒステリックにやるのではなく、あくまで笑顔を忘れずに。『式は挙げなくていい』『指輪はなくてもいい』という男性がいますが、結婚した女性は決まってそれを自然に男性にやらせています。自分からアクションを起こして」(同) 会場には、熱心にメモを取る女性の姿も見られた。2500年受け継がれてきた兵法といっても、そんなに構えることはないと佐伯さんは教えてくれる。いま意中の人を恋人にするために、出会いがないと嘆くだけの日々を終わりにするために、「賢く戦う」術を身につけてはいかがだろうか。 (村上朋子) 前のページ12 最終更新:2016/05/13 15:00 Amazon 女子の兵法 空振りは得意ですけど…… 関連記事 大沢たかお、一般人女性と熱愛発覚! 広瀬香美、綾瀬はるか捨て「最後はプロ彼女」の声西島秀俊の「結婚7カ条」に深読みした、“高条件”を掲げる男とそれを飲む女の本音「あの女はヤバイ」西島秀俊“新妻”、マスコミがうわさする素顔と結婚計画結婚しないと一人前になれないのか? ソロ男が語る未婚男性への「ソロハラ」と幸せの多様性結婚、男女差、規範を軽やかに突破――女性史に埋もれた本荘幽蘭に知る、“女”の超越 次の記事 実は同情する “スキャンダル”タレント >