"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第307回】

ジャニーズ“木村派”に異変!? 「ジェイ・ドリーム」解体で、“中居派”さらなる孤立か

2016/03/22 21:00

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

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「週刊女性」4月5日号(主婦と生活社)

 清原和博被告が病院前のマスコミ陣に焼肉弁当を差し入れたことで、マスコミは大はしゃぎだ。多くはそれを食べなかったことで「記事に手心なんて加えない」「買収されない」など自画自賛しているが、アホか。君たちのトップは安倍晋三首相から比べ物にならない豪華な会食に誘われ、尻尾を振って嬉々として食べまくっているんじゃなかったっけ? 

第307回(3/22発売号より)
1位「『中居派』に“鞍替え”続々 ジャニーズで孤立深まる木村拓哉」(「週刊女性」4月5日号)
2位「ベッキー “それでも私はやってない”の言い分」(「週刊女性」4月5日号)
3位「米米CLUB石井竜也 これって第4のゲス話!? 美女と被災地の浪漫旅行」(「女性セブン」4月7日号)
※「女性自身」は合併号のため休み

 SMAP解散騒動後もジャニネタで押しまくる「週女」の今週のトップ記事は、ジャニーズ事務所やタレントたちのその後の動向だ。

 今回の騒動で事務所の“女帝”メリー喜多川氏の信頼と寵愛、そして事務所幹部の将来を約束されたという木村拓哉だが、しかし仲間である他タレントたちは意外にもそれを冷ややかに見ているらしい。


「グループには結束力が求められます。たとえ事務所を裏切っても、キムタクがメンバーと行動をともにする“男気”を見せていたら、逆にジャニーズタレントからの評価は上がっていたでしょう」

 ジャニーズタレントが事務所よりもグループの結束を重視している!? 先日のアカデミー賞授賞式で、共演者や監督ではなくジャニー喜多川氏やメリー氏の名前を挙げ感謝のスピーチをした嵐・二宮和也の姿を見ると、一概にはそうとも思えないが、キムタクが事務所内で孤立傾向にあるのは確からしい。

 記事には、キムタク派といわれるKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔がSMAP・中居正広と昨年に福島へプライベート旅行に行き、『明日へのコンサート』(NHK)の本番前にも一緒にそば屋へ行ったこと、また、そのそば屋に、コンサート中はキムタクと食事をすることがほとんどの稲垣吾郎も合流したなどのエピソードが記されている。キムタクが孤立する一方で、独立問題で“男気”を見せた中居にみんなが集まり、もり立てている様子が描写される。

『一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール―』