サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「Domani」おフェロ顔メイクが暴走 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「Domani」2月号 “じゅわじゅわじゅわ~ん”と大暴走、「Domani」おフェロ顔メイクで何かが漏れ出る 2016/01/22 16:00 女性誌速攻レビューDomani ■タガが外れた「おフェロ」路線 ファッション誌面では、「可愛い」や「セクシー」をアピールするニットや、メンズとリンクコーデできるパーカーなどのアイテムといった、他雑誌で見かける「男」を意識したファッションがほとんど見当たらないのですが、これが「Domani」流? 悟っているかのような精神の安定具合です。 「真冬に人目を惹くのは『あったかそう』ないい女」ページにある、「東京の街で出会った6つのエピソード」でも、「まろやかな白って、あたたかそうで優しくて上品…」「焦る私、穏やかな彼女。同世代とは思えない落ち着いた雰囲気に(以下略)」といったストーリーがつらつらと。そこには、若さや女を武器にしている雰囲気はまったくなく、優しく大らかで落ち着いた雰囲気。聖母マリア、いやいやユリア(『北斗の拳』)でしょうか、「Domani」世代風に言うと! しかしながら、「下着」や「メイク」というビューティページなると一気に女爆発なのが、「Domani」流のようです。「“働くいい女”のためのAll about『下着』BOOK」では、「女も憧れる体・橋本マナミさん登場」です。後ろ向きから、上半身と顔だけ振り向いているグラビアなのですが、う〜ん、ガタイが良い! 立派な、いや、このほどよい肉付き感は、まるで松坂慶子さんのよう(ただし相応に若い)。てっきり「Domani」世代だと、米倉涼子さんや藤原紀香さんの、スラッとしながらの鍛え抜いたボンキュボンが「女も憧れる体」かと思っていましたが、目指すべき場所はこちらでしたか。少々緩めの体の聖母ユリアなのですね。スタンスが少しわかってきました。既婚・子ありも対象ということもあり、ボディメイキングをきっちりしている体は目標とされてないのでしょう。 お次はメイクページ。「大人がスキンケアで目ざすべき『ちょいおフェロ肌』ってなんだ?」と題しまして、大人のためのおフェロ指南by Domaniです。リードの「“超絶保湿感”があって、“透明感スパーク”して、“ぽやーんと微熱感”のある『ちょいおフェロ肌』でGO!」という文に目が釘付けになります。並々ならぬ気合を感じるではありませんか! 「じゅわ~~~」「じゅわじゅわ」「じゅわ~ん」と、「じゅわ」のオリジナル三段階活用まで使いこなし、とにかくもう何かが染み出し、いや漏れ出し始めている感が否めません。 やはり、ただのボリューミーな体だけでは、肝っ玉母さん系にしかなり得ません。潤いあってこそ、皆があこがれるユリアです。そして、何かを塗り込んで「ちゅるんちゅるん」にするのは、ボディメイキングより労力はずっと少なく、忙しい方でも継続可能! しかし、「大切なことはすべて『マンガ』が教えてくれた」ページでは、『北斗の拳』、紹介されていませんでした。残念!! 次号で待ってますよ! (白熊春) 前のページ12 最終更新:2016/01/22 16:00 Amazon 『Domani(ドマーニ) 2016年 02 月号 [雑誌]』 そう、30代からの女は暴走が楽しいのよ~ 関連記事 美魔女になりたくない「Domani」、最優先は“仕事ができる女”感「AneCan」が“かわいい”を断捨離! 甘コーデを捨てた先の「男をときめかす服」とはエビちゃんブームから10年、「AneCan」メーク特集に現れた「古い」という言葉の重み「AneCan」の妊娠特集で“デキ婚否定”するサトエリに燃えたぎる、ママタレへの意欲習い事を「AneCan」で披露する押切もえの横っ面をはたく、樹木希林のさすがの一言 次の記事 ゲス川谷、小声謝罪に報道陣激怒 >