[せきしろ×A.B.C-Zファン座談会]前編

A.B.C-Zファンの文筆家・せきしろと徹底討論!「2016年、A.B.C-Zはこう売れる」

2016/01/16 19:00
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いろいろとスゴイお二人

◎塚田&戸塚は「今のまま、そのままでいい」

――なるほど、五関くんは大喜利で。では、塚田くんはどうでしょうか?

せきしろ リニューアル前の『ABChanZoo』(テレビ東京)で、レポートする企画をやっていた頃、ワインを飲む・飲まないのやり取りで、塚田くんが「飲まない。性欲が出るから」って言っていて。すごいな~って思いました。その一言が割と衝撃的で(笑)、こんなピュアなんだと思いましたね。

B美 塚ちゃん、口に出して言っちゃうところがピュアですね(笑)。

せきしろ 思い浮かんだこと言っちゃうのか~って。いまは塚田くんが一番、テレビに出てる感じですか?


A子 そうですね、最近は。単独レギュラー番組もありますしね。

せきしろ だから、A.B.C-Zの看板というかマスコットというか、先陣切るのは塚田くんが一番わかりやすいかな、と。でも、ピュアなままで、変わらないでほしいです。

B美 なんていうか……世の中の汚いものに慣れてほしくない、ピュアでいてほしいですね。

せきしろ 変な雑誌とか見せたくないですもん。

A子 「週刊少年ジャンプ」(集英社)とか「コロコロコミック」(小学館)とか、そういうのしか読ませたくない。


せきしろ もしもサンタクロースを信じているなら、「サンタはいない」っていう情報から全てガードしてあげたいですね。とにかく守ってあげたいのは塚田くんですね(笑)。

――では、せきしろさんがイチオシだという戸塚くんはどうしましょうか?

せきしろ 戸塚くんが好きって方、多いですよね?

B美 私は、どちらかというと“顔ファン”というか、割とライトな方なんですけど、戸塚担って結構マニアックな人が多い印象です。本人がこんなにイケメンなのにもかかわらず、中身がおかしいから、そこに心が衝かれる。突然坊主にしたり、そういう奇行も魅力みたいな。

A子 ついていける人のみが戸塚を追っていける、みたいな感じはありますね。それでこう、濃度が高まっていっている。

せきしろ そうですね……じっくり観察していたいのは戸塚くんです。話すのはちょっと、緊張しちゃいますね。

B美 なんで緊張するんですか?

せきしろ 自分がどこまで見透かされているのかが不安になるというか……あの、悪い方じゃなくて、本気なのかわかんないとこがあるじゃないですか。それが緊張しますね。意外と何かを知ってそうな気もしますし、全然知らない感じもするし。1年ぐらい観察してから友達になると思う(笑)。

A子 2学期どころじゃないですね。

せきしろ 次の学年の2学期からですね。あるいは卒業してから仲良くなるとか。僕は一番彼にあこがれます。あの不思議な感じ。

B美 変なこだわりありますよね。これだけかっこいいんだから、髪形もアイドル風にいけばいいのに、急にオールバックにして舞台へ出たり。

せきしろ あ~、そうですよね。

B美 やたらと古風な、ジョン・レノンみたいな恰好してきたり。ジョニー・デップに雑誌で話しかけちゃったり。

せきしろ 話しかけてるんですか(笑)?

B美 アイドル誌の「Wink up」(ワニブックス)にある、ジャニーズタレント同士が誌上で伝言を送り合うコーナーで、定期的にメッセージを送ってるんですよ。「ディカプリオとかも混ぜてメシとかどうかなって思ってます」「結婚式行けなくてごめん!」とか(笑)。ジャニタレ以外にメッセージを送る人もいるんですけど、とっつー(戸塚)みたいな使い方をしてる人はあまり見ないですね。

――せきしろさんは、戸塚くんを「不思議だな」と思ったのはいつですか?

せきしろ 2014年のコンサートの『Summer Concert 2014 A.B.C-Z★“Legend”』のDVDを見て、アンコールで出てきた時のあいさつ内容です。どこまでギャグでどこまでギャグじゃないのか、戸惑わせてくれて。まだそういう人だって知らなくて、「わっ、この人どっちなんだろう。かっこ良さで売っている人ではないのかな?」って疑問に思ったのが最初でしたね。

A子 そこからエピソードをネットとかで調べたんですか?

せきしろ 僕はあんまり情報を得ないようにしちゃうんです。ジャニーズは所帯が広いから、きりがない気がして。でも、自然に入ってくる分には全然。

A子 雑誌もあればコンサートもあればみたいな、いっぱいありますもんね。

せきしろ そうなんですよ。コンサートレポートの数も、ジャニーズはケタ違いじゃないですか。直でステージを見て、とは思ってるんですけど、なかなか……。さすがにチケットが取れないもので。とにかく、戸塚くんは今のままでいてくれれば。いつもわくわくさせてほしいです。

『海辺の週刊大衆』