サイゾーウーマン海外S・スタローン、ロッキー続投を宣言! 海外 『エクスペンダブルズ4』も製作予定! スピンオフ作品の続編も!? シルヴェスター・スタローン、「死ぬまでロッキーを演じる」と宣言 2015/11/09 17:50 セレブシルヴェスター・スタローン 69歳でも筋肉一筋という潔さが、スタローン人気を支えているの! 23歳で本格的に俳優を目指すもなかなか売れず、食べるためにソフト・ポルノ映画にまで出演したシルヴェスター・スタローン。29歳のときに観戦した世界ヘビー級タイトルマッチ「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」の試合に強い感銘を受け、脚本を執筆した。書き上げた作品を映画配給会社/映画スタジオの「ユナイテッド・アーティスツ」に売り込み、契約。その作品は1976年に『ロッキー』というタイトルで公開され、「不良が心身を鍛え上げ、拳ひとつで英雄になる」というベタベタなアメリカン・ドリームに世界中が熱狂した。アカデミー賞最優秀作品賞を受賞し、シルヴェスターは以後、『ロッキー』シリーズ、『ランボー』シリーズ、『コブラ』と熱いアクション映画に主演し、アメリカを代表するアクション俳優となった。 彼の出世作となった『ロッキー』シリーズだが、79年に『ロッキー2』、82年に『ロッキー3』、86年に『ロッキー4/炎の友情』、90年に『ロッキー5/最後のドラマ』、2006年に『ロッキー・ザ・ファイナル』が公開。完結したものとみられていたが、13年、大手映画製作/配給会社「MGM」は、『ロッキー』のスピンオフに当たる『クリード チャンプを継ぐ男』を製作し、シルヴェスターがロッキー役で出演すると発表した。『クリード』は、ロッキーの永遠のライバル、アポロ・クリードの息子アドニスがボクシング・チャンピオンになることを夢見て、ロッキーにトレーナーになってほしいと頼み込み、二人三脚でチャンピオンベルトをつかみ取るというストーリーだ。 6月に公開された『クリード』の最初の予告編は、ロッキーの登場シーンが少なく、ファンからは落胆の声が上がったが、9月に公開された予告編第二弾は、主人公とロッキーの絡みが大幅に増えた。ロッキーが入院しているシーンもチラッと紹介され、「ロッキーは病気なんだ」という台詞も聞こえるため、『クリード』がシリーズ化される可能性はあっても、ロッキーが登場するのはこれが最後になるだろうとみられていた。 しかし、『クリード』全米一般公開を間近に控えたこのタイミングで、シルヴェスター自身が、「まだまだロッキーを演じる」と宣言したのだ。 シスヴェスターが宣言したのは11月6日、『クリード』の撮影が行われたフィラデルフィアで開催されたイベントに出席した際のこと。イベントは、ロッキーが一気に駆け上がり両手を上げてガッツポーズを取る、『ロッキー』の名シーンのロケで有名となったフィラデルフィア美術館の正面階段で開催。『クリード』でアドニス役を演じたマイケル・B・ジョーダンと、アドニスの恋人役のテッサ・トンプソン、監督/脚本家のライアン・クーグラーも参加した。 そのイベントで、シルヴェスターが、ウワサされていた『クリード』のシリーズ化について、「続編はあるよ。まだ続く」とサラッと発言。そして、自身が演じるロッキーについても、「最終的に奴が天国に行くまで、しつこく演じ続けるぜ」と宣言したのだ。 実は『ロッキー』シリーズは当初『ロッキー3』で完結する予定だったが、あまりにもヒットしたため、『ロッキー4』が製作された。『ロッキー5』で今度こそ完結する予定で、シルヴェスターもそのつもりで脚本を執筆した。そこでは、ストリートファイトの最中に弟子の腕の中で息を引き取ると書かれていたのだが、監督が「ロッキーは死なない」と言いだし、息子に手を引かれてヨタヨタと例のフィラデルフィア美術館の正面階段を駆け上がるというラストシーンに書き直されてしまった。これにはシルヴェスターもファンも不満をあらわにし、『ロッキー・ザ・ファイナル』は微妙なエンディングながらも、完結したとファンに受け入れられたはずだった。 今回の『クリード』について、シルヴェスターは当初、『ロッキー』のスピンオフ作品だが別物だと説明。ロッキーのトレーナーのミッキーは死んでるし、妻のエイドリアンも他界。親友で義兄ポーリーや、息子ロバートも出てこない。『クリード』のロッキーは天涯孤独な独居老人という設定になっている。だが、ファンにとって、シルヴェスターが演じるロッキーは、何十年たっても、何回演じても、あのロッキー。今回、シルヴェスターが、「奴が天国に行くまで、しつこく演じ続ける」と宣言したことで、本人もそう思っていることが明白になったのである。 昨年公開された主演映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』で完結したとみられていた『エクスペンダブルズ』シリーズも、第4弾が17年の公開目指して製作されるようだと報じられるなど、老いてますます多忙なシルヴェスター。来年で70歳とは思えぬほど精力的に活躍しているが、4年前に36歳の若さで亡くなった長男セイジの分まで人生を全うしたいと思っているのかもしれない。 『クリード』でのロッキーはガンのような重い病に侵されているという設定とのことだが、シルヴェスターは、あと何作ロッキーを演じるつもりなのだろうか。5日に開催されたプレミア上映会で一足先に『クリード』を鑑賞したフィラデルフィア市長は、「アカデミー受賞間違いなしだ!」と大興奮していたが、果たして『クリード』は『ロッキー』と同じく歴史的な大ヒット作となるのか。『クリード』の日本公開は、12月23日となっている。 最終更新:2015/11/09 17:50 Amazon ロッキー ブルーレイコレクション(6枚組) [Blu-ray] 将来的には、マイク・タイソンの孫、モハメド・アリのひ孫まで出てきそう…… 関連記事 S・スタローン、写真に5万円・サインに4万円近くを要求し「あまりにせこい」と大不評漢字で「海神」&ミススペル! セレブのヤバすぎるタトゥーマッチョなあの人が!? 35年間の画家生活を公にし、高評価を受けたのは?大親友のシュワちゃんとS・スタローン、2ショット入院写真が話題に!「月の血」「青い天使」......セレブが子どもに付けた"個性的すぎる"名前 次の記事 男を惹きつけるブスでデブのババア――女の醜い嫉妬や怒りを引きずり出す『黄泉醜女』 >