サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」女性週刊誌が報じる安倍首相と70年談話 コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第279回】 女性週刊誌が報じた、安倍首相の“いい人ぶりっこ”と「戦後70年談話」の中身 2015/08/18 21:20 女性週刊誌ぶった斬り! これに対し「自身」は九州電力に取材を敢行しているのだが、そこで驚きの答えを得たのだ。 「カルデラ噴火の相当前の段階で、その兆候を検知できる」 学者の多くが「不可能」と判断しているものを科学的根拠もなく「予知できる」という九電。さらに九電は「(その場合)使用済み燃料の搬出などに関して、適切な対応を検討し実施」といいながら、現時点では「搬出先、保管場所などは決まっていません」との回答をしたという。 さらに記事では編集部と九電サイドの具体的やり取りが記されているが、その噴飯ものの内容は是非雑誌を読んでほしい。そのあまりにも非科学的、危機意識の欠如、いい加減さ、何でもいいから再稼働という姿勢が如実に出たものだからだ。 最近の女性週刊誌は社会ネタに関し、本当に頑張っている。 そして「自身」の70年談話記事だが、ここで取り上げたいのは同じ談話を聞いても、人によってこれほど受け取り方が違うということ。この特集では美輪明宏、田原総一朗、内田樹、宮城まり子、SEALDsの紅子さんという5人に話を聞いているのだが、問題は田原と内田。共に安倍首相の「子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」という部分に関しコメントを寄せているが、評価がまったく別れた。 「あの内容であれば、おそらく韓国や中国からも、それほど批判は出ないのではないでしょうか」(田原) 「本来、謝っている側が『十分に謝罪した』『もう謝罪はいいだろう』ということを、自分たちで決めることはできないのです。この言葉に関しては、アジアでも、カチンとくる国があるかもしれませんね」(内田) 個人的には川内原発に関しても「再稼働やむなし」なんて言ってた田原の “ぼけ”ぶりをあらためて認識した次第だ。 前のページ123 最終更新:2015/08/18 21:47 Amazon 『日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ』 ワーオ、すごい顔ぶれの本 関連記事 V6・岡田准一&宮崎あおいの交際報道に見る、「女性セブン」の裏メッセージ国民的アイドルの櫻井翔、総務省トップの櫻井俊の誕生でマスコミに生じる“二重の縛り”錦織圭、婚約者捨ててモデルに“乗り換え”! 「女性セブン」が隠す「浮気デート」の意味女性が輝く社会の片棒を担いでいた!? 「VERY」に見る“輝けないのは自己責任”の圧力社会問題を語る女性ファッション誌「VERY」が、それでも夫に頭が上がらない理由 次の記事 SMAP・木村、嵐との疑惑にズバリ! >