サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」千原ジュニアとYOUの危険な関係 コラム 仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」 “結婚できない男”千原ジュニアが気をつけるべき、YOUという異性の相談相手 2015/07/16 21:00 YOU千原ジュニア女のためのテレビ深読み週報 信頼する異性に、結婚相手をジャッジしてもらう。一見、良さそうな手段に感じるが、これが有効なのは、相談される側が、相談する側に1ミリも邪な気持ちを持っていない場合のみである。 人間関係にはたいてい呼び方があり、「友達」「恋人」「セフレ」といった言葉は関係性をわかりやすく表現しているが、お墨付きを与えてくれる異性というのは、こういうはっきりとした呼称を持たない、曖昧な関係である場合が多い。ジュニアにとってのYOUも「すごくお世話になっていて、自分のことを理解して(もしくは、かわいがって)くれる異性の先輩」だ。 これは突き詰めていけば、お墨付きを与える人物が「相談者に好感を抱いている」、「好き」もしくは「下心を持っている」可能性があるのだ。お墨付きを与える人物に下心があると仮定した場合、「あんなオンナでは、幸せになれない」とかなんとか理由をつけて、かたっぱしから結婚を阻止することだってできる。相手の胸先三寸で、人生の邪魔をすることだってできるのだ。 ジュニアは、そういった危険性にまるで気づいていない。かつてこの連載でも書いたことがあるが、YOUは「友達」という関係性のバカリズムにさえ「彼女ができたら、どんな相手でもヤキモチを焼く」そうである。友達といいながら、オトコを全部自分のものにしたいタイプのYOUだけに、そのルールは当然ジュニアにも適用されるだろう(幸か不幸か、ジュニアはこれまでの人生で、結婚したいと思う女性に出会ったことがないので、実際にYOUに交際相手を披露したことがないと『ウチくる!?』では語っていたが)。 これはジュニアに限らず、独身女性が陥りがちな“罠”でもある。知人は既婚者の男性上司に大変かわいがられていて、「これというオトコを俺が選んでやる」「彼氏ができたら連れてこい」とまで言われていたが、結局その上司と不倫関係に陥り、くっついたり別れたりを繰り返している。 友達のふりをした敵という意味の“フレネミー”という言葉がある。主に同性に使われることが多いが、無駄に優しい異性も実はフレネミーである確率が高い。異性であるがゆえに、警戒心が働かないのでタチが悪いのだ。ジュニアにも、くれぐれも気を付けていただきたいものだ。 仁科友里(にしな・ゆり) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。 ブログ「もさ子の女たるもの」 前のページ12 最終更新:2015/07/16 21:00 Amazon 『千原ジュニアの題と解 O型編』 確かにYOUはオールウェイズ女の目をしてる 関連記事 神田愛花が語る「恋愛の失敗例」から考える、彼女がバナナマン・日村との結婚を焦るワケ熊切あさ美、藤原紀香、国生さゆり――2015年上半期“芸能界の懲りないオンナ”ベスト3保田圭、「結婚=勝ち組」を猛アピールも……安倍なつみへのくすぶるライバル心の正体脱チャラ男のオリラジ・藤森慎吾、それでも田中みな実との破局を予感せざる得ないワケ北斗晶を“ガン無視”する辻仁成に感じた、ナルシストを愛してしまう女のナルシズム 次の記事 V6・三宅、古株ファンに「は〜怖い」 >