光浦靖子×ジェーン・スーが語る“相談”の極意「笑ってあげることが一番の解決策」
『お前より私のほうが繊細だぞ!』(幻冬舎文庫)――自分にまったく関係のない相談だと親身になれないということはありませんか? そういうときは、知らない世界をおもしろがる感覚でしょうか。それとも相手の話を受け止めてあげるという感覚でしょうか。
光浦 私は親身になってますよ、いつも。
スー そうですね、おもしろがってはいないですね。“○○してあげる”という姿勢が一番嫌われると思うんですよね。高みに立っていいことなし。こちらが結婚していないし子どももいないからこそ、率直に「大変だね」と言えるし、相手も「どうせわからないだろう」と思ってるからこそ開けっぴろげに話せるということもあると思う。“相手と向き合う”とまでは言いませんが、“横に座る”ぐらいの気持ちでいたいなと、いつも心がけています。
光浦 そもそも悩みなんて、相談したところで解決しないものでしょう。だから、笑ってあげることが一番の解決策。そちらの世界ではつらいことも、こちらの世界に来たら笑いが取れる、世界は2つあると思うと気持ちが楽になるから。
――自分にとっては「どうしてそんなことで悩むんだろう」という些細なことで悩んでいる人に対してはどう答えますか?
光浦 それこそ「それはこっちに来たら笑いが取れる話だよ」と言って笑っちゃう。「自他ともに認める“気にしい”が細心の注意を払ったんだから、私たち凡人からしたらそのミスは決して気付かないよ、気にしすぎだよ」って。
スー 笑うことは大事ですよね。『相談は踊る』にも書いたんですけど、「おちんぽまんじゅう」と唱えれば、どんなにシリアスなときでもバカらしくなって冷静になれる。この言葉は、もともと私の友人が家族のことで悩んでいるときに出てきた言葉。家族と揉めてついカッとなりそうなときは、頭の中で「おちんぽまんじゅう」と言えば、どうでもよくなるはずだと。後日、友人から「すごい効いたよ、“ちんちんだんご”」と報告されました。ざっくりOKですけど(笑)。
光浦 「おちんぽまんじゅう」ね。私もこの手使おう。
スー 自分を見失いそうなときや自己陶酔しそうなときにも効きますよ。
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