またキョーレツなキャラが登場

ミラ&アシュトン夫婦が、売名目当て(?)で訴えた幼なじみを小バカにする動画を制作

2015/04/24 18:50

 アシュトンはどもりながら、「ちょっ、これってマジで衝撃的じゃね? 本物のジャーナリストたるものが、ウクライナの1カ月になる子どもが被害者だったという点を見落としていたとは。ファクトチェックできていなかったとは。私、もうショックでね」と報道について怒鳴り、「ドギーって。鶏にドギーって」と目をひんむくミラの姿がチラっと映し出される。

 その後、アシュトンが「ウクライナでは1カ月の子どもと会話できるって。おまけにウクライナなのに英語で。どんだけ頭がいい子なんだよ」とバカにし、続けてミラが「彼女ね、ミュージックビデオ(以下、MV)を出してるのよ。訴訟には無関係だっていうけど。MVには悲しげな鶏は出てないけどね。偶然、最近MVを出してるのよ」と語る。アシュトンは、「えっ! MVを出してるの? 生後1カ月であなたに鶏を盗まれた女性が、MVを出してるの?」と、今回の訴訟は売名行為だと遠回しに主張。

 ミラは「あたしね、打ちのめされたわ。嗚咽が止まらなくって、呆然としてしまって。どの鶏を盗んだのかしらって、必死に記憶をたどって。当時1カ月か、何カ月か知らないけど、この女性に謝罪するわ」とわざとらしく悲しんでみせ、アシュトンの「で、この訴訟を受けるんですか?」という問いに、「いいえ。精神的には(訴訟内容を)受けるけど、実際には受けませんわ」とバッサリ。「反訴の予定は?」という質問には、「そうね。あのひどいMVを見せられたことに対する5,000ドルの訴訟を起こさせてもらうわ。見ているうちに、体や目に激痛が走って。焼けつくように痛むの。慰謝料が必要だわ」と、アホらしいという表情で答えた。

 アシュトンはカメラに向かって「グリーンカードは無理だね」と言い、ミラは「私は、ほかの人の鶏を盗むなんてことしないわ。絶対にそんなことはしない」と断言。アシュトンは落ち着いたいつもの口調で、「みなさん。ミラのことをよく知っている私が断言しましょう。彼女は道徳的な人であり、他人の鶏を盗むなんてことしませんよ。小心者のチキン(鶏)がデカイこと言ってるだけの話なんですよ」と言い、歌手として知名度を上げたいクリスティーナの売名行為にほかならないと、あらためて主張した。

 このクリスティーナは、ミラとアシュトンが反撃動画を制作するまでもなくうさんくさい人物で、常にサングラスをかけ、露出度の高い服を着てはクラブやイベントに現れるエンターテイナーとして活動しているとのこと。19歳とは思えぬほどくたびれた肌と体を持っているのも特徴だ。彼女の公式サイトには、今回の訴訟を伝えたゴシップサイトのキャプチャー写真がベタベタ貼られており、自ら売名していると明かしているようなものである。


 ちなみにクリスティーナは「TMZ」の独占取材にも応じており、「鶏(チキン)のドギーはボールを投げたら取ってくるし、ジャンプできるし、ほえないという点以外は犬と同じだった」と主張。「今、ドギーがどうしてるのか知りたい。生きているのか、天国にいるのか」と言い、「ミラに盗まれて、本当に傷ついている」と訴えた。なお、ドギーのことを「彼(he)」と呼んでいたため、「オスならチキンではなくルースターと言うべきでは?」と指摘されると、「弁護士から、『そのことについては話すな』と言われている」と軽くスルー。この手の人物に慣れているはずの「TMZ」のスタッフたちが、笑いをこらえきれずに顔を覆っていた。

 知名度は一気にアップしたクリスティーナだが、YouTubeの「Give Me Green Card」は酷評されている。サウンドもビデオの作りも安っぽく、700を超えるコメントは、「これ、一体なんなんだ!?」「見たら病んだじゃないかよ!」「キモすぎる」など批判ばかりで文字通り大炎上している。

 そもそも女ではなくドラァグクィーンじゃないのかとも囁かれているクリスティーナ。一夜にして炎上クイーンとなった彼女が、今後どう動くのか、場合によってはまたアシュトンがハイパーな反撃動画を作るのではないかと、引き続き注目されている。

最終更新:2015/04/24 18:52
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アシュトンの元妻デミの手先かと思うぐらい、キョーレツなキャラ