「将来のお金が心配」アラフォー「DRESS」読者の悩みに子どもが答える! そのトホホな結末
もうすぐ「DRESS」(幻冬舎)創刊2年を迎える4月号です。春になってだいぶ暖かくなり、デニムのトレンドにも乗っかって、デニム特集あり、パンプス履いて走る特集ありと、全体的に「アクティブに過ごしましょう」という号でした。さて、読者はどれだけアクティブに過ごせるでしょう?
<トピック>
◎デニムをもう一度、好きになる!
◎「走れるパンプス」丸の内ダッシュ選手権!
◎幸福のセオリーはここにある 日本インド化計画
■重要なポイントを見落としていたアラフォーのデニム特集
今月号の「DRESS」は、80ページほどを割いてデニムの大特集です。米原涼子がデニムスタイルに挑戦し、読者モデルもデニムをはき、街でもデニムの女性をスナップし……。筆者もアラフォーなので、年を取ると、デニムから遠ざかるのはわかる気がします。その大きな理由は「似合わなくなったから」ってところでしょうか。なんで似合わなくなるか……そりゃ、太って体形が崩れるから。日頃からスポーツをしていたり、体型管理をしている細身のアラフォーは普通にはいていると思います。そう、つまりファッション誌に載ってるような体形のアラフォーさんたちはね。
「DRESS」でそういった「デニムをはくときの体型問題」をきっちり取り上げていないのは、やっぱりファッション誌としてのビジュアルを考えた時に美しくないからだと思いますが、その逃げ口として、モデルにではなく一般の編集者にもデニムを100本はかせています。けれどやっぱりそのページは、微妙に美しくないんですよね。読者の実用性を考えたら、「デニムをはくためにダイエットしよう!」がもしかしたら、アラフォー雑誌の正解だったのかもしれません。
あと、この80ページの特集を読んでわかったこと。今のトレンドデニムはボーイフレンドとスキニーだってこと。ブーツカットはしばらくタンスにしまっておきます。