サイゾーウーマンコラム叶井俊太郎「子育てブログ」子どもの「やりたくない」は信用しちゃダメ コラム [連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記 子どもの「やりたくない」は本心じゃない!? 娘の運動神経を育てた「無理やりやらせてみる」戦法 2015/02/09 19:30 (C)倉田真由美 今年も正月休みは例年通り、レンタカーを借りて相模湖、伊豆、富士山方面の旅館やホテルを1泊ずつ、計6泊してきました。静岡に行った時、「ぐりんぱ」と「富士山こどもの国」という2つの遊園地に行ったのですが、どちらも雪遊び、ソリ遊びができるんですよ。5歳になる娘ココは、やる前は楽しみにしていたのですが、実際にやってみるとかなりスピードが出るのでビビってしまったのか、「もうソリはやらない!」と1回で終了。ココはスキーやスノーボードも怖がるかもなあ。 ココは幼稚園のクラスの中でも唯一鉄棒で逆上がりできるし、大きい公園にある小学生用のアスレチックもひょいひょいと登れるほど身軽で運動神経もいいんですが、食わず嫌いとテレも相まって、自意識過剰なところがあるんです。この前もイオンモール幕張新都心にある、「カンドゥー」という「キッザニア」と同じように仕事体験ができる施設に行ったとき、モデルの体験コーナーを見つけたんですよ。アイドル風の衣装に着替えてランウェイを歩くという内容だったので、ココに「モデルのお仕事が楽しそうだからやってみよう!」と誘って受付に行くと、「恥ずかしいからやりたくない! 絶対やらない!」と泣き出しそうなくらいイヤがっていました。が、オレと妻は「ほら、ココより小さい子もやってるでしょ? 楽しいからやってみよ」と無理矢理やらせた。結果、衣装も自分で選んで、ランウェイもスタスタとドヤ顔で歩いてめちゃめちゃ喜んでるし! 終わった後は「またやりたい、いまやりたい!」と騒ぎ出す。こんな調子なので、なにかに挑戦しようとしてココがイヤがっても、まずやらせてみる! というのがうちの方針。いまのところ、やった後にイヤがったことはほとんどないですから。 普段、幼稚園のお迎えはくらたまの役割なのですが(オレは朝の送りが日課)、オレがたまに行くこともあります。ときどきココが、ほかの子たちと園庭で遊んでいるときにジャングルジムのてっぺんまで軽く登っていってしまうので、ほかの女の子もまねして登ろうとするんです。でも足下がおぼつかないみたいで、それを見ているママさんたちが「危ないから降りて!」となる。気持ちはわかるんですけど、オレだったら危なくてもとりあえずやらせる。公園のアスレチックにココが怖がるときもあるんですけど、それでも「大丈夫! ココならできる! 1人でやってみな」と自信をもたせて背中を押してあげると、子どもって大人が思っている以上の能力を発揮することがあるんですよ。もしケガをしても、失敗することや痛いという体験をすることも大事でしょ! 先日、横浜の児童施設「こどもの国」に遊びに行き、アイススケートをやってみることに。スケートなんて、オレも妻も小学生ぶりですよ。ココは案の定、「怖いからやりたくない! やだ! こんな靴履きたくない!」と騒いでましたが、実際スケート靴を履かせると新鮮だったのか、「楽しそう! 早くやりたい!」とコロッと変わる。毎度のこととはいえ、なんなんだよ……。 オレと妻もスケート靴を履いて、ほぼ40年ぶりにリンクに立ってみました。が! マジで怖い! 動けん! バランスが取れない! 転んだら痛そう! オレも妻もリンクの壁を片手で持ちながら、ヨタヨタと滑りましたよ……。そんな中でも、ココはいきなりリンクで立つ! 妻がココと手をつないでいたんですけど、「1人でやってみる」とココは速攻で立てた! この子は、バランス感覚というか運動能力が高いのかもな。オレでさえ立つのがやっとなのに。 リンクを2~3周すると、ココは1人で滑ることができるように。上達も早い! ちなみにオレも妻も全然滑れません。スケートってこんなに難しかったっけ? 子どもの頃は余裕でスイスイ滑ってたんだけどなあ。1時間ほど滑ったらもう足が痛くなったので、「そろそろ出よう」と話していると、ココは「まだやりたい!」とスケート場から出ない。相当気に入ったみたいだな。ちなみにオレは翌日足が筋肉痛になりましたよ……。まあ、もう48歳だしな。完全にオヤジだよな……。 別の日、お台場に去年できた「アネビートリムパーク」という室内遊園地に行ってきました。この施設では遊具以外に、土日は1時間に1回ぐらいの割合で体操教室があるんです。もちろん、ココも体操教室に参加。ココ以外に子どもは10人ぐらいいました。この日の体操内容は跳び箱。ココは初めてやったんだけど、いきなり3段の跳び箱をクリア! ココと同じ5歳の女の子もいたけど、跳べたのはココだけ! 最終的に6段まで高くして、ココはそれも跳べたんですよ。「助走とジャンプするタイミングは、初めてとは思えないほどうまい!」と体操のお兄さんにマジで褒められました。 ここでも3、4歳の女の子が跳び箱を跳ぶ前から怖いと泣き始めたので、パパが「止めとくか」と途中で体操教室を断念していました。泣いてもやらせてみればいいのに! オレだったら「とりあえずやってみ! ダメだったらやめよう!」と言うけどなぁ。 ココもいろんなことに挑戦できるようになってきたので、次の目標は補助輪なしの自転車! 今年の4月でココは幼稚園の年長になるので、それまでには補助輪なしをマスターさせますよ! 最終更新:2015/02/09 19:37 Amazon 突然、9歳の息子ができました。―42歳、バツ3、自己破産男の気ままな育児術 完全体育会系な女の子に育ってる様子 関連記事 関東周辺の子連れスポットの中で、「キッザニア東京」がベスト1な理由今夏の思い出、それは娘の金魚すくいに1万円を投じて怒られたこと!『プリキュア』だらけのホテルへ! 館内で渋い顔しているパパさん、楽しもうぜ公立でも複数校から選択可! 年少からママ友と小学校の情報交換してます妻くらたまが実家へ! 会社員のオレと4歳の娘で5日間を乗り切れるか? 次の記事 第2のふなっしー、報道陣どん引きのワケ >