緊急直撃!!

加藤茶の嫁・綾菜を生んだ謎の集団「金持ちと結婚する会」、現役メンバーに直撃インタビュー!

2014/12/14 11:45
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――上を目指したいという野心あふれる女性が多そうですね。

S子 そうですね。人に羨望されたいという思いが強いんです。人よりもいいレストランで食事をする、人よりもいいバッグを持つ、人よりもいいお洋服を着る、人よりもいい車に乗る……そういう自分であるためには、やっぱりお金がいる。だから別に、ただお金が好きなわけじゃないんですよ。「コツコツやりくりして、うん千万円貯める」なんてことには、まったく興味がわきません。あくまで、自分が人よりも高い位にいたいだけなんです。

 そのためには、お金持ちの男をゲットするだけでなく、自分自身も人にあこがれられる華やかな仕事につきたい。例えば、コスメや洋服のプロデューサー、アパレルのプレスなどですが、これらの仕事につきやすいからと、読モをやっているという子がうちの会にも結構いますよ。しかも読モは、男ウケもいいから一石二鳥。

――読モって、そんな簡単になれるものなんでしょうか。

S子 もちろん、努力してますよ。まず読モになるために、都内有名私大を受験します。で、合格したら、入学前に美容整形をして、入学式に訪れる女性ファッション誌の「新入生スナップ」に写真を撮ってもらうんです。そうすると、編集部とのつながりができるので、自分のファッションブログなどを売り込む。あまりにゴリゴリ押しすぎると、編集部に引かれる可能性もあるので注意が必要ですが、こうして読モへの道を開拓していくケースは少なくありません。読モになれば、アパレル業界やマスコミ業界にもパイプができ、プロデュース業やアパレルのプレスにも有利になるわけです。本当に、この「新入生スナップ」に載れるか載れないかで、大学4年間、ひいてはその後の人生が大きく左右されるといってもいい。


 スナップされなかったとしても、例えば、可愛い子やかっこいい子が集まる話題のイベントを開催する“格の高い”有名サークルに入るなどすれば、まだ業界とのつながりもできるかもしれませんが、普通に大学に通い、普通に格の低いサークルに入り、普通に就活をしても、アパレルのプレスなんかには絶対なれない。もし運良く入り込めたとしても、そういう子に待っているのは、結局裏方の連絡係。メディアに出るような華やかなプレス仕事は、大学時代に読モとして活躍していた子にかっさらわれてしまいます。そういう意味で読モの子は、将来のことをしっかり考え、種まきをしてきた子といえますね。

――お金持ちの男といっても、さまざまな男がいると思いますが、人気の職業は。

S子 医者や弁護士もそこそこ人気ですが、「サラリーマンだけど、実は実家が大金持ち」という男は人気です。男の財布だけじゃなく、その親の財布も視野に入れています。芸能人が好きな子もいるけど、不安定だからと嫌う子もいます。逆に収入も将来性もあるけど不人気なのが、銀行員。髪を染めるな、派手な格好はするなと、銀妻にはいろいろと制約が多く、自由度が低いんです。やっぱり、「人よりも上でいたい」のが一番の願望なので、オシャレができないのはちょっと……。

――マスコミ関係が人気かなというイメージがあるのですが。

S子 電通や博報堂、テレビ局も人気ですが、これは収入の面以外に、“女友達との関係を円滑にするのに使えるから”という理由も。一緒に会に出る女友達はライバルですが、自分を飾るためには重要なもの。美人でオシャレな女友達がいるだけで自分の価値も上がるし、彼氏や旦那にも「S子ちゃんの友達もみんな美人だね」って、いい思いをさせてあげられるじゃないですか。だから、そういう女友達をキープしておくために、大手マスコミ経由でゲットしたコンサートのプレミアチケットなどをプレゼントするんです。もしかしたら、「金持ちと結婚する会」の女たちは、足の引っ張り合いをしているのではと思われてるかもしれませんが、そんなことしたら煙たがられて会に呼ばれなくなるだけ。だからみんな表面上はおおらかな子ばかりで、会ではお互いを褒めあっていますよ。まぁ、陰では「あの子、呼べばすぐ来るから便利だけど、絶対メンヘラだよね(笑)」とか悪口は言い合ってますが。


『成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)』