マイケルを踏み台にして、のし上がろうという意欲満々

“水の怪物”マイケル・フェルプスの元恋人が、ストーカーのような売名行為を展開

2014/11/21 18:30
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テイラー・リアン・チャンドラーのFacebookより

 オリンピック史上最多となる18個の金メダルを獲得し、“水の怪物”と呼ばれていた競泳選手のマイケル・フェルプス(29)。世界中のスイマーから尊敬されている彼だが、女には苦労しないモテ男で試合にも彼女を同行していたこと、「水泳選手はみんなプールでおしっこしてる」といったトンデモ発言を放つなどの逸話を数多く残している。

 アメリカでマイケル人気が高いのは、国を代表するヒーロー的な選手であるということだけでなく、ADHD(注意欠如・多動性障害)であることを公にしたり、19歳だった2004年に酒気帯び運転で逮捕されたり、大麻を吸っている写真が流出したり、隙がありすぎる人間臭い男だから。2年前に引退を表明したものの、今年8月に開催された全米選手権に出場し、200m個人メドレーで世界記録を保持するライアン・ロクテに次いで2位になったときは、全米が彼を「さすが」とたたえたものだった。

 そんなマイケルだが、9月30日に再び酒気帯び運転とスピード違反で逮捕された。米・水泳連盟から「6カ月の出場停止」を言い渡されて、来年行われる第16回世界水泳選手権の代表から外れることになってしまった。マイケルがすぐに謝罪し、リハビリ治療を受けると発表したことから、世間は当初この報道を「仕方ない」と受け止めていた。しかし、その後、タブロイドが伝えたジューシーなゴシップに、世間は騒然とすることになる。マイケルが逮捕時に交際していた女性が、なんと41歳の熟女だったからだ。

 米ゴシップ芸能サイト「The Hollywood Gossip」は10月3日、マイケルが逮捕される数カ月前からテイラー・リアン・チャンドラーというモデル風の熟女が、彼のマンションに通い詰めていたと報道。消息筋によると、2人は波乱に満ちた関係だったとのこと。マイケルは逮捕される直前、カジノのVIPルームで酒をあおりながらギャンブルをしていたとも報じられており、テイラーとの関係がうまくいかなかったことから、酒気帯び運転とスピード違反をしてしまった可能性があるとも報じられた。

 そんなテイラーがこのたび、米大手ゴシップ芸能サイト「RadarOnline」の取材に応じ、驚くべき真実を語った。テイラーは、「私は男性生殖器を持って生まれてきたの。でも睾丸はなかった。実は子宮も持っているのよ。卵巣はないんだけど」と男性と女性のはざまである半陰陽者だったことを告白。デイヴィッド・ロイ・フィッチと命名され、男の子として育てられたとも明かした。しかし、彼女はずっと「自分は女」だと感じており、10代になりペイジ・ヴィクトリア・ホイットニーと改名。その後、男性生殖器を除去する手術を受け、テイラー・リアン・チャンドラーと名乗るようになったという。


 マイケルとは、今年夏に出会い系アプリ「Tinder」で知り合ったそうで、9月21日にマイケルが住むボルチモアで開催されたアメリカンフットボールの試合を観戦。これが初デートだったが、「いろいろあって……ハーフタイムにはセックスしちゃった」と激白。「その後もセックスしたわ。彼との情事はとても素晴らしくって! 私を真の女だと感じさせてくれたわ」と、うっとりと明かした。なお、「マイケルにはウソはついていない。でも、短期間しか交際していないから、男だったことを伝えるチャンスがなかったの」「逮捕された後、半陰陽者だったってことをメールで伝えたわ。そのことについては、なにも言ってきてないけど」と言葉を濁した。

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