角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第74回

「母乳をあげたら契約しない」「うんちをしたら契約する」保育園の謎のジンクス

2014/10/04 16:00

☆見学にきて、母乳をあげた人は契約しない
 話の途中、母乳を飲ませる人が最初は衝撃でしたが、結構います。これは、うちの保育園の話を聞いているうちにどうでもよくなって、「旅の恥はかき捨て」的になったのだと理解。我が子のときでは、いきなり母乳なんて考えられないですよ。

☆見学にきて、子どもがうんちをしたり、オムツ替えをしたら契約する
 これは、子どもがリラックスをしている状態になり、脳波が親にも伝染したのかな。心理学を勉強していましたが、行動から心理を読み取るなんて、無理ってもの。スピで片付けられたら、それでヨシです。

 この間、御殿場アウトレットに行った際、4歳~小学6年生までを対象とした「託児プログラム」を体験してきました。以前ご紹介した高島屋バーゲン中の託児同様、娘本人が見つけて「やるやる!」と言い出しました。内容は、日時計つくり、2時間1,000円。おじさんコーチと女性1人で、30人くらいの子どもの面倒をみてくれます。実際に作っているところは見られませんが、本人は「楽しかった」と言っていたので、いい内容なのだと思います。

 娘いわく「3歳もいたよ、きっと母さんが買い物をしたくてごまかしたんだね」。さすが保育園経営者の我が子、ちゃんとわかっていました。アイディアも見栄えもいい日時計だったので、来年の夏休みにまた来て、自由研究をここでやっちゃうのも手だと思いました。内容は季節で変わるそうなので、何度来ても楽しめますね。親の方も集中して買い物できました。双方満足な結果に。最近、美術館やイベント会場で、一時保育をやっているところが増えました。これは、もしかして参入した方がいいのかも!?

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では6歳の愛娘の子育てに奮闘中。


最終更新:2014/10/04 16:00
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