芸能
親子対立の泥沼へ

「実母のホスト狂いも」継母・榎本加奈子告発騒動、マスコミが語る“佐々木主浩家”の闇

2014/09/09 11:45
『奮起力。―人間「佐々木主浩」から何を学ぶのか』(創英社)

 元プロ野球選手・佐々木主浩の長女が、「週刊文春」(文藝春秋)のインタビューで継母である榎本加奈子から「ネグレクトにあっていた」と告発した記事に対して、9日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)では、佐々木自らが反論を行っている。親子の主張は明確な食い違いを見せているが、果たして真相は――。

 親子の意見が食い違っている箇所はいくつかある。長女が、榎本の用意した弁当には豆腐一丁と醤油だけしか入れられていなかったと語ったが、これに対して佐々木は、娘がダイエットのために希望してきたと反論。また榎本に「風俗で働けば?」と言われたと長女が告白した件についても、佐々木は「先に“風俗で働いてやる”みたいに言ってきたのはあっち」と語った。

「大沢樹生の長男が、両親に虐待されたと『文春』で告発したときと似ています。しかし大沢の騒動では、母親である喜多嶋舞も虐待告発に否定コメントをしましたが、現状榎本は沈黙を貫いたままです」(芸能ライター)

 また、今回の報道ではほとんど登場していない、佐々木の元妻で、長女の実母である元タレント・清水香織について、過去取材を行ってきたスポーツ紙芸能デスクはこう語る。

「榎本は当時既婚者だった佐々木を、文字通り“略奪”して結婚したわけですが、清水もまた、有名ホストクラブのスタッフと事実婚状態になっていたんです。佐々木と結婚後は、海外生活に馴染めず、1人日本に帰国してはホストにハマってしまったわけですが、佐々木の稼ぎをこのホストとの生活に注ぎ込み、彼を店長とした飲食店までオープンさせたほど。清水もたくさんの問題を抱える人物だと思いますが、長女の告発では、ほとんどその存在が語られることはなく、『佐々木から連絡を禁止されていた』の言葉にとどまっています。あの告発を読んだ人は、佐々木と榎本だけが悪者という印象を受けるのではないでしょうか」

 清水は当時ホストに散々入れ込んでしまい、結果的に2人の子どもの親権を持つことも放棄したと、一部では伝えられていた。また榎本の「風俗発言」に関しても、本人の人となりを考えると「不可解」と言わざるを得ないという。

「長く佐々木家を取材してきて、榎本本人に対する悪いうわさは聞いたことがないんですよ。誰に聞いても、『すごく性格のいい子だ』と。確かに不倫は褒められたものではありませんが、榎本について具体的な批判をしているのは、ほかならぬ長女だけなんです。見方によっては、一連の確執はすべて長女の“狂言”で、佐々木・榎本が振り回され続けている、ということも十分に考えられます」(同)

 佐々木は「週刊女性」の取材に対して「育て方が悪かったって思いたくもないけど……、僕の責任です」としているが、この“お家騒動”に決着は訪れるのだろうか。

最終更新:2014/09/09 11:45
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