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「喉元に日本刀を突きつけられ」元「光GENJI」大沢樹生の長男が虐待告白

2012/09/27 11:45
大沢樹生公式サイトより

 27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、元「光GENJI」大沢樹生の長男、現在15歳の文也君(仮名)が衝撃的な告白を行った。大沢の前妻である実の母・喜多嶋舞に幼少期から日常的に暴力を振るわれており、また離婚後は大沢からも常軌を逸した虐待を受けていたという。「僕はもう二度とあの家に戻らないほうがいいんだと思います。戻ったら、僕がパパに殺されるか、僕がパパを殺すのか」と話す文也君は、つい先日起こったある事件をきっかけに、現在は中学時代の同級生の家に身を寄せているのだという。

 記事は全6ページで、その半分以上が文也君の独白という形になっている。物心がついた頃より喜多嶋から暴力を振るわれており、水を張った浴槽に頭を沈められたことまであったという。両親が離婚した2005年、当時小学3年生だった文也君は、喜多嶋からハイヒールで頭を殴られて出血。それに気付いた大沢は喜多嶋をボコボコに殴りつけ、この日を境に喜多嶋は家を出ていったという。

 この一件が両親の離婚原因だったかはわからないという文也君だが、その後は大沢と共に暮らすことに。しかし今度は大沢が暴力を振るうようになり、包丁を突きつけられたり、「お前がいると家族が壊れる」などと暴言を浴びせられる日々に、文也君は自殺を考えたこともあったそうだ。今年の高校受験では大沢が指定した学校の入試試験に不合格となり、進学はさせてもらえず、半強制的に京都の寺に送り出されたというエピソードも語られている。そしてつい一週間ほど前、文也君はアルバイトのため門限を破ってしまい、激怒した大沢に喉元に日本刀を突きつけられて「これ引いたら死ぬぞ。オイ、ナメてんじゃねえぞ」と脅され、その翌朝には家を飛び出したという。

「大沢と喜多嶋は96年にデキ婚し、翌年には文也君が誕生しました。離婚後の親権をめぐっては、当初は喜多嶋が持つと伝えられていましたが、その後は息子を引き取った大沢に親権も移されたことが明らかになりました。一時期は親子でメディアに登場していた大沢ですが、その裏ではこうしたDVが日常的に行われていたということになります」(週刊誌記者)

 記事後半では、大沢と現夫人へのインタビューも行われている。喜多嶋との離婚原因がDVであったことを夫人は認めているが、大沢は日本刀を突きつけたことについて「お酒は入っていましたが、気は確かでした。ただ、模造刀です。それくらい荒療治じゃないと、彼にはわからないのかなと。(中略)芝居が行き過ぎたのは反省しています」と認めながらも、包丁を突きつけたことは文也君が祖母に対しての行ったことだとして「あの子は虚言癖があって、自分が加害者でも被害者にすり替えて話すんです。心療系のクリニックにも通わせています」と話している。

 また大沢夫婦だけでなく、喜多嶋も同誌の取材に応じた。暴力に関してはすべて否定し、「本人が語ってしまった以上、本当に仕方がないというか、親として本当に情けない限りなんですけれども……、本当に私としては、こうやって記事になって、どんどん彼自身が苦しむんじゃないか」と涙ながらに語っている。


「文也君は本名でブログを開設しており、一般人からの質問に細かく回答していました。今年5月に死産してしまった大沢の長女についても触れられていますが、自身への虐待を感じさせるような記述は一切ありません。また本人の意思でなく一時期京都で暮らしていたという内容もつづられているものの、当然理由などの説明はされていなかった」(芸能ライター)

 その文也君のブログは7月で更新がストップしたまま(26日現在)。父と母、そして息子の言い分ともに食い違いを見せているが、真実が明らかになる日はくるのだろうか。そして今回の報道が、バラバラになってしまった家族関係を好転させるきっかけになればいいのだが――。

最終更新:2013/04/03 18:44
『実録・四国やくざ戦争 血戦 松山抗争終結編』
話の食い違いレベル高い