ヲチャー・Hagexが教える、個人情報流出元をたどる方法
<個人情報を弱みとして握られて……>
ダメな接客、ダメな客part48
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1281329208/
平日は仕事のために郵便局に行けないので、週末コンビニからゆうパックを送っていた投稿者に、コンビニから電話がかかってきました。てっきり伝票に不備があったのかと思ったら、なんとコンビニ店員からのナンパでした。投稿者は若い女性で一人暮らしなので、いろいろと気をつけていたのですが、「まさかコンビニから出したゆうパックの伝票から漏れるとは……」と驚きます。ほかの住民は「コンビニの店長、もしくは本部にクレームを言うべきだ」とコメントしますが、投稿者本人は、フランチャイズの店で電話をかけてきたのが店長であること、さらに自宅から徒歩3分のコンビニなので個人情報を知っている相手と無駄なトラブルを起こしたくない、という理由でなにもアクションを起こしませんでした。
<子どもは無邪気にアップ~その2~>
【消したい】自分の黒歴史を話すスレ6【過去】
http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/kankon/1388474935/
投稿者が大学生の頃、個人情報を守ることの重要さを感じず、mixiやブログに、大学や出身地、バイト先の情報をバンバン掲載していました。しかもブログのトップ画像は自分の顔写真で、住んでいる場所の写真アップしていました。友人からやんわりと「個人情報を載せすぎ」と注意されるも、ブログを見に来る人も少ないし、自分の写真も実物と違ってキレイに写っているから実害はない! と忠告を一切無視。
当時一人暮らしをしていた投稿者ですが、ある日、夜の10時頃、外から複数の男性の声が聞こえてきました。
「たしかこの辺に住んでるはずなんだけどな~」
「ギャハハ! ○○ちゃん(投稿者)いる~?」
どうやら、ブログやmixiを見てやってきた人たちらしく、恐ろしくなってテレビを消して息を潜めました。その後、ブログにアクセス制限をかけて、mixiも友人までの公開にしましたが、面識のない大学生からいきなり声をかけられ、インターネットやSNSで個人情報が漏れる恐怖を実感した投稿者でした。
■Gmailのエイリアス機能で、流出元を特定
インターネットに登録した情報が流出した際、メールアドレスに関しては、どこから漏れたかチェックする方法があります。必要なのはGmail。Gmailには独特な機能があり、+以下の文字列は認識しません。つまり、「cyzowoman@gmail.com」というアカウントの場合、「cyzowoman+hagex@gmail.com」や「cyzowoman+1234@gmail.com」というアドレスも「cyzowoman@gmail.com」に届きます。
会員サイトやサービスページへの登録時、Gmailの+以下の文字列を変更しておけば、メールアドレスが流出した際に、どこから漏れたのかがわかります。つまり、ヤフーオークションの時は「cyzowoman+yafuoku@gmail.com」、プレゼント応募の時は「cyzowoman+oubo12@gmail.com」としておくのです。
しかし、データを扱う業者がこの機能を知っている場合は、+以下の部分をカットして送信するので、万能ではありません。
一人暮らしの人は実家の住所を使う、私書箱サービスを利用する、などいろいろな方法がありますが、現代日本で生きていく上で「個人情報は漏れるものだ」とあきらめた方が、実は楽なのかもしれませんね。
Hagex
ネットに投稿された人間関係のトラブルを集めたブログ「Hagex-day.info」を運営。「ネットウォッチャー四天王」の1人……というウワサ。