年下男との不倫スクープもいまいち広がらない、広末涼子の芸能界的“つまらなさ”

　そして2位は「セブン」スクープに追随した2本の記事。まずはダメな方の「自身」。広末不倫を受けて夫のキャンドルを直撃した。浮気された方を直撃するのは王道ともいえるが、「広末より掴まえやすい」という安易さが見え隠れする。キャンドルは「困ります」とほぼノーコメント。だが注目すべきは、ここでも広末は擁護されるということだ。広末浮気の“原因”を夫が不在の“半別居”状態で、結婚当初に約束した、家事と育児の分担をキャンドルはできていない、とまるでキャンドルに否があるかの如く。一方、「週女」は広末本人に直撃し、コメントを取ることに成功したのだが、広末は「本当にそんなことはないですよ」と不倫を笑って否定したという。さらに佐藤のマンションに行ったのは、同じマンションに別の友人が住んでいて、そこに遊びに行っただけで、「主人も理解してくれて、“こういう仕事だから仕方ないね”って」と夫婦関係もまったく問題ないらしい。そして記事はこう結論付ける。「不倫の真偽はさておき、今をときめく9歳年下のイケメン俳優と噂になるなんて、ちょっと羨ましいかも…」羨ましい!?　矢口の浮気は“許せない”が、広末の“浮気は羨ましい”。女の浮気にも格差があった。

　最後も女性の浮気（笑）。元祖・松田聖子だ。何でも、聖子が愛する夫に運転手付きの通勤用車をあてがった。送迎車をつけることで、寄り道や浮気をさせないということらしい。運転手は個人事務所のスタッフだとか。個人事務所スタッフって、まさか元恋人兼マネジャーじゃないだろうな？　本当に女の浮気も多様化してきた。必ずしも悪いことではないと思うけど。