サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」矢口真里、真剣交際アピールの戦術か コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第197回】 矢口真里の間男“半同棲”記事からうかがえる、「真剣交際」アピールの戦術 2013/11/12 21:00 女性週刊誌ぶった斬り! 「週刊女性」11月26日号(主婦と生活社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 第197回(11/8~12発売号より) キモかった。小学館『DIMEトレンド大賞』贈呈式の猪瀬直樹東京都知事が。隣の檀蜜の存在に舞い上がり、「飲みに行きたい」などと猛アピール。気になったのは顔の汗がびっしょりで、そのアピールがマジだったということ。まるで泥酔したスケベオヤジで、公の席だということすらスッ飛んでいる様子。こんな人物が東京都知事って――。 1位「矢口真里 切れていなかった間男と半同棲の“恋愛革命”」(「週刊女性」11月26日号) 2位「スクープ 明菜 超ひきこもり『同棲』撮った!」(「女性セブン」11月21日号) 参照「中森明菜 『新曲発売、そして紅白出場を……』大手事務所に“復帰”打診!」(「女性自身」11月26日号) 3位「岸部一徳 ご近所トラブル鬼妻から逃げ出した!」(「女性セブン」11月21日号) そうきましたか!! 自宅でのお持ち帰り浮気を夫に目撃され、芸能界を休業、離婚も果たした矢口真里。その矢口が、浮気相手だった梅田賢三と交際が続いていたばかりか、“半同棲”状態だというのだがから、確かに「週女」のビックスクープである。 もちろん、その後も2人が“続いていた”という報道はいくつもあった。しかし、ツーショット写真を含め、ここまで信憑性のある内容は初めてだ。記事によれば、矢口の自宅マンション近くで梅田は頻繁に目撃されている。そればかりか、カラオケボックスでは2人寄り添い楽しく歌を熱唱し、焼肉屋では梅田が甲斐甲斐しく矢口の世話をする――。さらに、「週女」は矢口の自宅マンションに連日のように梅田が出入りするのを確認しているのだ。確かに“半同棲”といえるディテールだ。 だが、この記事は不思議な点がいくつも存在する。浮気発覚後、矢口は公に出ることを嫌い、またマスコミを警戒して外出は控え気味の“引きこもり”状態だった。ごく稀に外出する際は、マスクやサングラスなどで完全防備。しかし今回のツーショット写真を見ると、めがねと帽子はしているものの矢口はうつむくわけでもなく、きちんと顔を上げている。写真を撮られれば、バッチリ本人だとわかるくらいに。 それは9月に「フライデー」(講談社)で直撃インタビューをされた際の矢口を彷彿とさせる。「フライデー」は矢口と関係の深い出版社の雑誌である。講談社から矢口本の刊行が予定されていたが、浮気騒動が勃発したことでポシャッてしまったという経緯がある。そんな「フライデー」で、矢口はバッチリ化粧をした姿で現れ、直撃に応えたことで“やらせ”疑惑が浮上したのだ。 だが問題はこのスクープが「週女」によるものだということだろう。「週女」といえば、矢口の浮気をスッパ抜いただけではなく、その現場を前夫の中村昌也に“押さえられた”ことなど、“密室の中の出来事”を詳細に報じた雑誌である。その背後には中村の事務所関係者の影が色濃く存在したともいわれるのに、今回は――?? 今回の「週女」の“半同棲”記事は、矢口にとっても決して悪いものではない。浮気という形でスタートした恋愛かもしれないが、それが単なる火遊び、浮気でなく、本気というなら世間からの風当たりも弱まるだろう。さらに再婚ともなれば、一気に風向きは変わる。それが男社会、メディアの特性でもある。加えて、矢口と前夫・中村の結婚生活にはDVが存在したことは、一部メディアでも報じられている(筆者も取材をして数々の証言を得た)。その上、梅田との真剣交際となれば、「いろいろあったけど、おめでとう! 今度こそ幸せに」という流れになってもおかしくはないのだから。 12次のページ Amazon 『史上最大の作戦 (ハヤカワ文庫NF)』 関連記事 恋人候補・竹田恒泰に、華原朋美が慎重にならざるを得ない事情村上信五、綾野剛、勝地涼――戸田恵梨香「あげまん説」に待ったをかける人物ロンブー・淳の「嫁の条件105カ条」再掲載! 淳夫妻の異常性を伝える「女性自身」布川敏和、やる気満々で仕込んだ一家総出の “浮気・離婚ネタ”商法の悲しさ森公美子の“ロングブレス”発言が気づかせたダイエット業界のタブー