「ビジョンに映らない!」Kis-My-Ft2 “後ろの4人”、コンサート演出にまで格差が!?
Kis-My-Ft2のドーム公演『Kis-My-Ft2 SNOW DOMEの約束 IN TOKYO DOME/OSAKA DOME』が、15日の東京ドーム公演で初日を迎えた。同日はSMAP・中居正広がジャニーズJr.の一員に紛れ、バックダンサーとして“お忍び”出演したが、ステージ上で紹介されることがなかったため、最後まで中居の存在に気付かないファンも大勢いたという。
デビュー前後からテレビ出演の際などに、SMAPと“セット売り”される機会の多いキスマイ。特に、メインの3人(北山宏光・藤ヶ谷太輔・玉森裕太)は、それぞれSMAPメンバーが主演するドラマにバーター出演して露出も増やしていたが、そのほかの4人(千賀健永・宮田俊哉・横尾渉・二階堂高嗣)はその機会にも恵まれず、歌番組でも衣装に“格差”があるとファンのみならず話題になっていた。
そんな中、中居が“後ろの4人”こと千賀・宮田・横尾・二階堂が歌う楽曲をプロデュースすると、『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系、10月5日放送)で発表された。「舞祭組」(ブサイク)と名付けれられた4人のデビュー曲は、中居が作詞・作曲・振り付けも手がけた「棚からぼたもち」。そんなつながりもあることから、今回のお忍び出演も後輩を盛りたてるために、中居が「一肌脱いだ」ものなのだろう。
「中居君は自身のラジオで『舞祭組』の楽曲について『ライブで歌った時にお客さんが楽しめるような曲』をコンセプトに作ったと話していました。ライブでは『棚からぼたもち』が本編終了後の1曲目に披露されましたが、ファンが声を出す部分も多く、中居君の言う通りに会場の盛り上がりは最高潮。曲のサビで『ガヤ、キタ、タマ』と、メイン3人の名前を入れた合いの手があるのですが、ほかのどの曲よりも会場全体の掛け声が揃っていたし、あまりの一体感にビックリしました」(参加したキスマイファン)
「舞祭組」のデビューによって、ようやく日の目を見ることになった“後ろの4人”。ファンもさぞかし喜んでいるかと思いきや、グループ内格差はまだまだ深刻な状況だという。
「テレビなどのメディア露出はメイン3人が多いのはもちろんですが、4人の不遇な扱いはコンサート演出にまで及んでいます。ほとんど3人でシングル曲の歌唱パートを回していることも一因ですが、会場に設置されているオーロラビジョン(大型映像装置)ですら、4人が映る機会が少ないんです。特に後方席の場合はオーロラビジョンでメンバーの表情を確認するしかないだけに、ガッカリしました。メンバーのソロコーナーも3人はありますが、4人は『舞祭組』の曲のみですしね」(同)
公演前の会見では、千賀が中居から「必死にやれ。とにかく頑張れ! その汗水たらして頑張ってる姿がいい!」とアドバイスされたことを明かしていた。強力な先輩のバックアップによって「舞祭組」は飛躍できるのか? CDの売り上げにも注目が集まる。