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嵐、コンサートの転売チケットが大量摘発&無効に! ジャニーズ初の異例措置

2013/10/30 08:00
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非オタのみなさん、「嵐のコンサートなら行ってみた~い」は嵐オタに禁句です

 11月8日からスタートする嵐の全国ツアー『ARASHI Live Tour 2013“LOVE”』のチケットをめぐり、規約違反を起こした当選者のチケットが当選取り消しになっていることがわかった。ジャニーズ事務所ではこれまでにもネット上でのチケット転売禁止を呼びかけてきたが、ここまで大掛かりな“摘発”は、ジャニーズ史上初といえるだろう。

 今やアーティストの中で最も「コンサートチケットが取れない」と言われるほど、圧倒的人気を誇る嵐。9月に行われた『アラフェス』でも1枚定価8,000円のチケットが、「ヤフオク!」で10万円以上で売買されるなど、悪質な転売例が散見されたばかりだ。

 そんな中、10月11日にはファンクラブ会員に向けて、嵐が直々に違法チケットへ警告を促す動画が配信された。嵐からの「正しい販売方法で購入してください」というメッセージは昨年11月以来の2度目となり、「メンバーの悲しい顔は見たくない」「嵐に違法チケットについて言わせるのはやめよう」と、ファンの間でも自省ムードが高まっていた。

 しかし、嵐からのメッセージも虚しく状況は改善されず、『アラフェス』に続いて全国ツアーのチケットもネットオークションに並ぶ状況に。そんな中、28日になってジャニーズ事務所公式サイト「Johnny’s net」にて「オークション等出品による当選取消し一覧」が掲載されたのだ。

 サイトでは「下記は、インターネットのオークション等にチケット当選の情報が掲載されたもので、弊社の調査により、当選者が判明したものです」と、公演会場、公演日時の情報を始め、オークションIDや出品開始日時といった情報までが公開された。無効となったチケットは、再抽選の上でほかの会員に販売(復活当選)になるという。

 ジャニーズコンサート事務局では、以前からファンの情報提供などで転売が発覚したチケットの座席番号を公開してきたが、今回は独自調査によりオークション出品者を摘発。結果、名古屋・札幌・大阪公演分の合わせて167件が無効となった。


「近年、コンサート事務局はチケットの取り締まりを強化しており、常連出品者のIDをチェックするなどの対策を取っていたのでしょう。さらに、今回の当選メールには『当選公演案内』の上下に☆や○といった記号の並びが記載されており、『この文字列が当選者の個人コードになっているのではないか』と推測しているファンもいます。つまり、オークションに商品画像としてこの当選メールを掲載した出品者は、その記号列から個人が割り出されてしまうと考えられます。これが事実だとすれば、コンサート事務局は出品者の特定のために当選メールにまで細工を施していたことになります。また、オークションだけでなくチケット流通センターでも一時的に全ての商品が購入できなくなっていたそうで、嵐をきっかけに、チケット転売防止へ向けて本格的な対策に乗り出したのでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)

 現時点の「当選取消し」リストには167件の出品情報が掲載されているが、無効チケット枚数は、この倍以上になる可能性もある。残りの東京・福岡公演の転売チケットも摘発されることになるのか、今後のコンサート事務局の発表に注目が集まる。

最終更新:2013/10/30 08:00
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