サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「日経W」荒唐無稽な「産んで働く」特集 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「日経ウーマン」10月号 「笑顔」と「自信」でOK? 「日経ウーマン」産後の職場復帰方法に疑問 2013/09/19 16:00 女性誌速攻レビュー日経ウーマン 「日経ウーマン」2013年10月号/日経BP社 「日経ウーマン」10月号(日経BP社)の大特集は「マネー美人のテク満載!『貯まる財布』のすべて」。『一瞬で、金運がアップする!財布の習慣』(学研パブリッシング)の著者・行動習慣マイスター(?)の佐藤伝さんは、オーダーメイドのオリジナル財布を愛用中。真っ赤な裏地には彼の好きな言葉であるという「なんとなくイイ気分」の文字が隙間なくぎっしりとプリントされていました。独創的すぎてちょっと真似できません! 一人暮らし・月収10万円台にもかかわらず、通信費2,000円・交際費4,000円に抑えて1,000万円の貯蓄を達成した26歳の女性は、サマンサタバサの勝負財布はここぞという時以外使用せず、日頃はノーブランドの財布2つを使い分けているそうです。うーん。中身の入れ替えが面倒くさそうです。 まあそんな財布特集は置いておいて、今回は、読者投稿コーナーと、もう1つの特集「『産んで働き続ける』ための新ルール」を中心に見ていきたいと思います。 <トピック> ◎マネー美人のテク満載!『貯まる財布』のすべて ◎「『産んで働き続ける』ための新ルール」 ◎いま注目の資格&習い事 ■炎上必死!? 「妊婦なのに座席を譲ってもらえない」問題 「日経ウーマン」の名物コーナー「WOMAN’S TALK」で取り上げられる読者投稿には、毎月、珍妙なものがいくつかまぎれ込んでいます。今月気になったのは以下の2つの投稿です。 「私の周囲の友人たちは、結婚相手に“経済力”を求めるタイプばかり。一方、私の彼はアパレル系のベンチャー企業で働いています。彼は仕事が大好きでやりがいを感じているようですが、収入はとても低く、不安定です。正直、そんな彼のことを少し引け目に思っていたところもありました。」という27歳広告・デザイン業の方からの投稿。収入が全てではないけれど、周りの価値観に引きずられて不安になることもあるよね……と共感しつつ読んでいたのもつかの間、「ところが最近、彼の会社のアパレルブランドが大手百貨店に出店することになりました。その結果、彼の収入もぐんとアップしたんです。彼を信じて、応援していてよかったと思いました。」とのこと。「結婚相手に“経済力”を求めているのは友人じゃなくておまえじゃん!!」とつっこんでしまいました。 123次のページ Amazon 『日経ウーマン』 関連記事 「先輩の女子力のなさ」を告げ口、学級会と化す「日経ウーマン」投書コーナー夫の存在感ゼロ! 「日経ウーマン」超人ワーキングママの充実した日々草野満代がさじを投げた! 「日経ウーマン」のお悩み相談に最強読者が登場「日経ウーマン」に紹介された謎の男女7人「ハイタッチ隊」って何者!?"ご無沙汰ウーマン"発生中! 「日経ウーマン」が暴く、働く女の現実