家族がある日いなくなった……失踪時に取るべき6つの具体策
2ちゃんねるで相談した後に、本人に「失踪はやめてほしい」と言うと、「この先私が死ぬまで、出ていけ、面倒見切れないと言わないなら、逃げない。言われたら、もう私に行き先ない」と深いトラウマの片鱗を見せる妻。そこで「墓に一緒に入る覚悟ができている」と言って、妻が思っている以上に覚悟していることを伝えます。妻は複雑な家庭環境で育ったため家庭や結婚を軽視している傾向があるので、信頼されるように努力すると誓う投稿者でした。
<母が消えた>
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投稿者が小学生の時に、母親が失踪。何度も投稿者の祖母の財布からお金を盗んではブランド品を買い漁るなどの浪費を繰り返し、家族から叱責を受けた翌日に消えてしまいます。その後、サラ金での借金が発覚し、祖父母が体調を崩すなどいろんなトラブルが発生するものの、父親と兄弟4人と祖父母で問題を乗り越えます。
母親が失踪してから数年後、運転免許更新の通知から母親が隣の県にいることが判明。しかも、違う男性と暮らしており、なんと子どもまで。失踪していたため、父母は正式に離婚をしておらず、新しく生まれた子どもは戸籍上は父親の子どもになっていました。そこでその子どもの戸籍を外す裁判を行い、正式に離婚も成立しました。
<失踪するたびに子どもが増える>
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投稿者の女性は現在60歳。彼女は20代で旧家に嫁ぎます。姑舅からは優しくしてもらっていましたが、夫がだんだん冷たくなり、2人目を妊娠中に失踪。その後、「自分の子どもだ」といって赤ん坊を連れて現れ、しばらくして投稿者は3人目を妊娠。しかし、家庭内にいるとストレスが溜まるのか、子ども4人を残して夫はまた失踪。数年後、夫は亡骸となって帰宅します。赤ん坊を抱いた女性が「遺産をくれ」と泣いて投稿者宅を訪れますが、生命保険にも入っておらず資産もない。姑舅がいくばくかの現金を握らせて引き取ってもらったのですが、また子どもが残されました。その後、姑舅を看取り、子ども5人を大学まで出した投稿者。恋愛結婚をしたのに、どうして黙って出ていってしまったんだろう……と未だに夢に見るほどで、夫への疑問を晴らせません。
■家族が失踪したらすべき具体策
相手が失踪した場合は、とにもかくにも警察に捜索願を提出しましょう。捜索願いには「一般家出人」「特異家出人」の2種類があります。「一般家出人」は自分の意思で失踪した人間を指します。警察のデータベースに登録され、パトロールや交通取り締まりなどで発見される可能性がありますが、成人の場合、強制的に連れ戻すことはできません。「特異家出人」は、幼児や老人など自分の意思で家を出たという可能性が低い場合、事件に巻き込まれた場合を指し、公開捜査などが行われます。事件性がないと警察は積極的に動いてくれないので、資金的に余裕がある人は、興信所を使った方が、効率よく調査してくれます。
捜索願のことばかり語ってしまいましたが、失踪して本気で対処したい場合は以下のような方法があります。
・離婚届の不受理申出
夫婦の場合、過去に書いた、もしくはねつ造された離婚届を勝手に出される場合があります。それを防ぐために、本籍地、または住所地の市区町村役場「離婚届の不受理申出」を出しておきましょう。これを提出しておけば、離婚届が受理されません。
・銀行に相談
すべての銀行が対応してくれるとは限りませんが、失踪を伝えることで本人の口座が利用されているかを教えてくれるところもあるようです。もし、あなた名義の通帳を持っていかれたら即座に停止するか、お金を与えてよいのであれば、引き出した場所・金額を調べるために、停止せずに定期的にチェックするという手も。
・クレジットカードの停止
本人名義だと止められませんが、家族カードを使っている場合はストップしましょう。しかし、こちらも銀行口座同様、使った場所や明細を調べるために、あえて止めずに動きを見て調査データにあてることはできます。
・携帯電話の通話明細
携帯電話を持って逃げた場合、請求書が自宅に送付されるままにしている場合があります。この請求書を確認して、利用の有無や通話明細が書かれている場合、かけた相手の番号も判明します。携帯電話だけでなく、郵便物も同様です。
・PCのチェック
もし、失踪者のPCに触れることが可能な状況ならば、メールデータやブラウザの履歴を調べてみましょう。京都方面の移動手段を考えていた、茨城のホテルを見ていたなど、どのような場所に行こうとしていたか、ヒントが掴めるかもしれません。
・住民票のチェック
家族であれば、失踪者の住民票を定期的にチェックしましょう。もしかしたら、失踪先に動かしている可能性があります。
いろいろと書いてみましたが、できるならばこれらのテクニックは一生使いたくないですね。失踪前に、家族がなにかトラブルや悩みを抱えていないか、普段からコミュニケーションを取っておくのが最大の防御策になるはずですよ!
Hagex
ネットに投稿された人間関係のトラブルを集めたブログ「Hagex-day.info」を運営。「ネットウォッチャー四天王」の1人……というウワサ。