カルチャー
【不定期連載】愛の博打デートスポット
ドブネズミ風のリスも放し飼いに、いちかばちかのデートスポット「町田リス園」
2013/08/12 21:00
ここにリスたんがいっぱい……!
リスが逃げないように厳重な扉の開閉管理が行われる中、全敷地の半分以上を占めるこの広場には、大量のリスが群れているそうだ。存分にリスと触れ合おうじゃないか。さあ、リスはどこだ?
がつがつ。
……ん? 入り口の看板のリスやリス園のサイトのリスは、これだったはずだ。
しかしここにいるのは……。
がつがつ。
……違う。我々の知っているリスとは違う……。なんていうかその、繁華街で見かけるドブネズ……。いやいや、これは「タイワンリス」という種類だそうで、決まった範囲内に住めるリスの数が多い、つまり個体群密度(人間でいう人口密度)が高いために、こうした見せ方ができるらしい。
ここでも彼の態度を確認するのがいいだろう。「思っていたようなリスはいないけど、それならそれでいいか」という態度ならば合格ではないか。不測の事態に陥っても、フレキシブルに対処できるかどうかを見極める、いいチャンスである。彼からの発案でリス園に連れてこられたのならば、「私は今、試されている」と気を引き締めるゾーンと考えるべきだろう。
ここでは、リスのエサを100円で買って、手ずからリスにエサをやることができる。食いしん坊なリスたちがボロボロと寄ってきて、ヒッチコックの『鳥』ばりの体験ができる。
(左)これ読んでなおかつエサをやれるならかなりの勇者だ (右)閑話休題
何匹見つけられるかな