コラム
[連載]そうだソルティー京都、行こう
土方歳三手書き句集、『風光る』のコピーまで販売、キナ臭すぎる「新撰組記念館」
2013/07/30 19:00
扉の前まで来て、一瞬入っていいものか逡巡してしまう造りなのだが、事前の電話予約を勧められているような小さい記念館なので、ここで帰ってしまっては、わざわざ電話したのに申し訳ない。思い切って中に入ってみる。
新撰組関連の売店コーナー。おお、なにが買えるのか!?
(左)歳さんの句集……手書き(自筆ではない) (右)新撰組局中法度……手書き(自筆ではない)
というのが、メインの販売項目である。これらを書いているのは、どうやらオーナーのおじいさんらしい。……うん。えっと、なんでしょうか、割とオナニー臭がしますよ。ここで売っているものの多くは、「新撰組ゆかりの」ではなく、「新撰組をネタにした、“手書き”の書」なのである。
「2階にもいろいろあるので見ていってね」と言われ、古い日本家屋らしい、急な階段を上がると……。
(左)新撰組関連のポスターが無造作に貼られて (右)そうそう、総司は予防しなかったのかな
(左)これまた無造作に古い漫画が (右)……これは……? 新撰……組?
2階部分は3部屋ほど。そこにギッシリと「古いもの」が置かれている。漫画の山は新撰組関連かと思いきや、大半は、ただ古いだけの……。
これ、売り物だって。300円。……あれ? 著作権は……?