サイゾーウーマンコラム「りぼん」の80年代暑中見舞いカード! コラム ゆかしな所長のふろくわんだぁ~らんど☆ 「りぼん」「なかよし」の80年代ポストカードよ、私を夏に連れてって☆ 2013/07/29 17:00 ゆかしな所長のふろくわんだぁ~らんど☆なかよしりぼん ☆「りぼん」85年7月号 浦川まさる・佐々木潤子のアイラブ・サマー・ポストカード これはレア!? 浦川まさる先生の『いるかちゃんヨロシク』のポストカード。スポーツ名門校に転校してきた中学2年生の如月いるかの、スーパー青春学園ストーリー。スポーツ万能のいるかちゃんと、文武両道の春海くんの淡い恋物語も楽しみだった。向こう側に海が見えるグラスの中に、いるかちゃんと春海が映ってるのがロマンチック~♪ もう1枚は、熱血バレーボールもの『エース!』(佐々木潤子先生)。ちなみに、『エース!』は1984年5月号から連載がスタートしたが、奇しくも同じタイミングに「なかよし」84年5月号でもバレーボール漫画『アタッカーYOU!』(牧村ジュン先生)の連載が始まっていて、これが世に名高い(?)「バレーボール少女漫画・ガチ対決状態」である。この2作品に憧れてバレボーを始めた女子、当時きっと多かったハズ!! ゆかしなもバレーボールを買って、独りで壁打ちしてたもんね! ……急にポストカードの説明に戻るが、宛名面もちゃんとフルカラーという豪華仕様だった。 ☆「りぼん」1984年8月号 池野恋の暑中お見舞い絵ハガキセット 恋ちゃまファンのみなさま、お待たせ~!! 『ときめきトゥナイト』のポストカード5枚セットという、豪華ふろくだよ☆ 当時の雑誌には、「気になるカレに暑中見舞いを出せば、ランゼと真壁くんみたいな素敵なカップルになれるかも」とか、夢のようなアオリ文が書いてあって、テンション上がるゼ! っていうか、もったいなくて野郎になんか送れなかったよね。 ドット柄の真っ赤な水着がきゃわゆいランゼちゃんと、弟のリンゼくんが、カニさんの結婚式を祝福~♪ こんがり日に焼けた2人がカワイイ。 出たよ!! 白いフリルのワンピースを着た「清楚ランゼ」!! ランゼちゃんの長い黒髪の動きで、「夏の爽やかな風」を表現するという技法、これはもはや「名画」と言っても過言ではない。それにしても、さすがのキューティクルぶり。 おい、パナマハットをかぶった真壁君、カッコいいじゃねーか(興奮)!!! 「please(どうぞ)」というセリフに思わず濡れる! ランゼちんのファッションも相当可愛いね。ゆかしな所長の嫉妬心をあおる1枚。 人魚姫になったランゼちゃん。ゆるフワなウエーブヘアがガーリー☆ おや? よく見ると、扇子を持ったチョウチンアンコウ(神谷さん)がいます(笑)。裏の宛名面にも、カワイイ神谷さんが!! これはうれしい、初期・江藤家勢ぞろいの1枚(ペックがいないけど……)。満月をバックに、オオカミ女に変身しちゃった椎羅さん(ママ)に注目~☆ ☆「なかよし」92年8月号 片岡みちるの暑中見舞いカード こちらは80年代でも、昭和でもないけど、すごくかわゆいので載せちゃいます☆ 1992~1993年まで「なかよし」にて連載された、片岡みちる先生の『うしろのはてな』のポストカード。片岡みちる先生といえば「なかよし」の読者コーナー、「ちゃめっこクラブ」のイラストを担当されていて、もう最高にきゃわわ♪ な絵だった。見ていると、自分の中の「少女」な部分が覚醒される感じがするポストカード! ポストカードって少女漫画雑誌のふろくでも王道のアイテムだけど、中でも暑中見舞いのカードはどれも夏らしくて、元気があってイイよね♪ お友だちや彼チャマに出さなくても、部屋に飾っておくだけで夏気分☆ が味わえて楽しい。当時も、そんな使い方をしてた気がするな~。今年は頑張って誰かに出してみようかな?? では、みんなも夏バテに気を付けて楽しい夏をお過ごしくだされ~!! ゆかしなもん 主に70~80年代の昭和ガーリーカルチャーを懐古&発信する「昭和的ガーリー文化研究所」所長。小学30年生でもある。2010年より、同名の武露愚(ブログ)をスタート。2012年5月、初のイベント『ゆかしなEXPO』を東京・東中野にて開催し、伝説の(?)ガーリー博覧会となる。 前のページ12 最終更新:2019/05/17 21:01 Amazon 『りぼん 2013年 08月号』 最新号もレターセット付きだよ! 関連記事 伝説のふろく見参! これが昭和女子の自己啓発本、「ギャルズ百科」だ!学年末にはサイン帳でお別れ☆ 80年代少女マンガのふろくが甘酸っぱい!「お正月特大号」にかける「りぼん」の気合、それがカレンダーだった!!かつての「りぼんっ子」に告げる! クリスマスのふろくで夢と希望を取り戻せ!「りぼん少女」のときめき情報がいっぱい! 80年代の「ふろく」は国宝なのだ 次の記事 「母親の男」に恋をした女の悲惨さ >