[ジャニーズ・メディアの裏側]

今では良き思い出? SMAPの嫌いな芸能人&揉めた芸能人を総括

2013/06/14 08:00

■あの『若者のすべて』でバトル勃発?

 主演するドラマ・映画で、常に賛否両論を巻き起こしている香取慎吾。昨年末に後輩の山下智久と共演した刑事ドラマ『MONSTERS』(TBS系)では、第7話で視聴率一桁を叩き出し、全10話の予定があえなく第8話で終了という悲劇に見舞われた。視聴率の低迷は撮影現場の雰囲気にも影響を及ぼしたようで、山下ともただならぬ雰囲気になっていたという。

「慎吾くんの超人的ともいわれている能天気さはいい面もあるのですが、TBSのドラマでは悪い方に傾いてしまいましたね……。山Pは毎週下がる視聴率に悩んで、いろんな改善策を考えていたんですが、慎吾くんからは前向きな姿勢や提案がなかったそうで、それで小バカにされてるように感じたのかな。それ以降、慎吾くんも山Pと距離を置いちゃって……」(前出プロデューサー)

 とはいえ、The MONSTERSとして2人で歌番組に出演し、SMAPのコンサートに山下が登場することもあっただけに、現在では至って円満な関係だといわれている。

 おおらかな香取でもさすがにイラッとしたのが、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のメンバー・敦士だと、またまた前出の番組『さんま~』で公表している。嫌いになった理由は、この番組の前に収録された『SMAP×SMAP 』でめちゃイケメンバーと共演した際に、その中にいた敦士のモデルとも芸人ともつかないキャラと態度に「本来の仕事は何なのかな……」とイラついたようだ。朗らかさに関しては超人的な香取をイラッとさせた敦士の今後の芸能活動はいかに?


 SMAPが嫌う芸能人、いよいよトリを飾るのは、やはり木村拓哉だ。

 16歳の頃にキムタクが出演した舞台『盲導犬』で演出をしたのが、厳しい指導で有名な蜷川幸雄だった。当時は灰皿を投げつけられるなど相当追い込まれたそうで、ストレスで後ろ髪が白髪になるほどであったという。後年、蜷川は「『盲導犬』という作品自体がかなり難しいものであり、その中で桃井かおり、財津一郎ら大人たちに揉まれ、輝いていた。こいつは(俳優として)良くなるな」と、当時の木村に対する厳しい指導が愛情ゆえのものだったと語っている。

 俳優としてその確固たる地位を築いた木村にとって、この経験は決して無駄になってはいないであろうが、またまた前出の番組『さんま~』の中で、青春時代にシゴキいじめられた筆頭として蜷川幸雄の名前を出している。

 また、2012年に放送された『SMAP×SMAP』で「本当に嫌いになったことのある共演俳優」として挙げたのが萩原聖人だった。「俺らは役者として芝居をやるんで、アイドルの芝居はわかんないんすけど」と見下した発言にムッとしたという。

 さらに「現場で監督に意見を言って、収録を止めるのがイラついた」「横で麻雀雑誌読んでてバカじゃないの」など言いたい放題。中居の「生理的に合わないんだろうな」という突っ込みに「だめ! 全部だめだった」と次々と口撃を繰り広げ、番組ゲストの陣内孝則も困惑するほどだった。


「彼らが当時共演していた作品は、フジのドラマ『若者のすべて』ですね。木村も萩原もまだ若くて、お互いに張り合っていた時期なんでしょう。最近ではTBSの『華麗なる一族』で競演も果たしていますし、後にこの一件を聞いた萩原も『あの頃は突っ張っていたし、そう言われても仕方ない』と苦笑しているそうです」(前出・女性誌記者)

 メンバーそれぞれの嫌いな芸能人を挙げてみたが、和解していたり思い出話になっていることが多いのは、さすがSMAPといえよう。さまざまなスキャンダルにまみれても、いまだに最前線で活躍する国民的アイドルは、もう敵なんか作らない。その人当たりの良さと人格者ぶりで、これからも芸能界のど真ん中、王道を進んでいくことだろう。

最終更新:2013/06/14 08:00
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江頭のくだりはムリがありましたね