バブルはまだ続いてる! シェアハウスに週末部活、休まない「DRESS」な女たち
刑務所の壁のように高い高い前評判を獲得して始まった「DRESS」(幻冬舎)。創刊号は、「DRESS」の読者イメージをガッチリと固めることからスタートしたようでした。年は取っちゃってるけど、恋に、仕事に、ものすごく一生懸命楽しんでいる、今現在結婚をしていない自立したアラフォー女性たち。週末にはホームパーティーを楽しんでいるという読者像も表れていました。それがイマイチ読者には響かなかったようですが、さて第2号となった今号は、どうなっているのでしょうか?
<トピック>
◎「ヌードな自分」に戻ろう
◎週末部活美女を探せ!
◎街空ハ高ク晴レテ
■チェックリストまでついていました
年を取っても、昔決めたファッションのルールを頑なに守ったまま何年も過ごしてしまっている女性は多くいます。いまだにジャケットの袖口を折ってしまったり、チップオンデュオな頃と同じメイクをしていたり。しかし、実はそういう自分なりのファッションルールは、すでに時代遅れだったり、いつの間にか自分に似合っていなかったりという危険性をはらんでいるものです。
そこで、「DRESS」は「50個のおしゃれ小革命」と題して、DRESSな女たちに向けた「こんなふうにおしゃれをしましょうね」という提案をしてくれています。「タンクトップは同じ素材で色違いを!」なんていう超怠け者向けへの実用的な提案もあれば、「メガネをかけてみよう」なんていう、ちょっと中二病っぽい提案までさまざま。40代はそろそろ老眼がやってくるお年頃ですが、「小物としてではなく、アイラインとして」って、それ、言い訳に聞こえやしないかしら……。
19番目に提案されてる「『黒を着ない』1週間を過ごそう」など、「ほほう、あまり楽チンなコーディネート(黒を挟むと楽だから!)ばかりでもなんだから、やってみようかな」と思えるものも結構あります。これなら、自立してるしてないにかかわらず、参考にできる情報もきっとあるはず。でも50個もの「やってみない?」を読み終えると、そこにはチェックリストが……。「マスターしたもの」をチェックしていくのだとか。「いっぺんにこなさなくてもいい」とは言っているけれど、これはちょっとプレッシャーです……。
■DRESSな女の一大特徴発見!
筆者の周りの起業家女性やバリキャリ様たちは、確かによく遊びます。がっちり働いて、派手に遊ぶ。流石バブル世代の申し子、という感じ。大金を稼いで思いっきりよく使って、経済をよく回してくれています。
そんなDRESSな女たちに雑誌が提案しているのが、「週末には部活で遊びましょう」という企画。5名ほどの部活ライフ、例えばピクニックやフットサルといったアウトドア派から着物、手芸といったインドア、そして「走って飲む」という大学サークルノリまで幅広くカバーしつつ紹介しています。その上で、「DRESS部活」を立ち上げ、ゴルフ部やサイクル部、パン部などの部員を募集しています。自分の好きなことをするのに、わざわざ「部活」という名前をつけるのかと思うと、あまり自由な感じはせず、窮屈さが漂います。