堺雅人＆菅野美穂、伊勢谷友介＆長澤まさみ、時代劇共演カップルが続出のワケ

　俳優・堺雅人と女優・菅野美穂が、交際3カ月でゴールインしたのは今年4月はじめのこと。芸能マスコミの目をかいくぐっての大物カップル誕生に、世間も業界関係者もあっけにとられたが、映画関係者の間ではこのゴールインの秘訣は「時代劇モノというのがポイントだった」といわれている。

　モテる男にモテる女。どちらにせよ、羨ましいカップルの誕生のきっかけとなったのが、映画『大奥～永遠～右衛門佐・綱吉篇』（昨年12月公開）での共演。直後に堺側から猛アタックし見事、成功した。

「あれだけの大物役者の2人がくっつくとなると、まずバレた時点で破局でしょう。それだけに、ちょっとやそっとでは見つかるまいと相当神経を使ってデートなどをしていたんでしょうね」（スポーツ紙芸能デスク）

　だが、制約ある交際を続けるためには、互いの素性を知っておく必要がある。ある映画関係者は「2人には、それを知るには十分すぎる時間があった」と分析する。

「ドラマや普通の邦画と違い、時代劇モノの作品ってとにかく“待ち時間”が多いんですよ。メイクも特殊だしカツラだって必要。また、女性は衣装をセッティングするのも時間を要します。裏返せば、それだけ演者やスタッフとのコミュニケーションを取る時間や場所がいっぱいあるということ。近年でも、国分佐智子と林家三平（TBS系『水戸黄門』）、大沢たかおと綾瀬はるか（TBS系『JIN-仁-』）、伊勢谷友介と長澤まさみ（フジテレビ系『女信長』）など3組のカップルが生まれ、国分と三平はゴールインまでいっています。これに気づいた一部のモテない芸能人が、事務所に対し時代劇モノの作品への出演をおねだりしているという話もあるほど。もっとも、テレビでは時代劇は壊滅状態。映画もそれほど本数がないので、出演枠の取り合いになるでしょうね」

　次に大物カップルの生まれるのは、どの時代劇モノの作品だろうか。モテない芸能人が出演する作品は要注意かもしれない。