サイゾーウーマンコラム山下達郎の“勢いのないボブヘア” コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 山下達郎風“勢いのないボブヘア”を継ぐ者とは? 2012/09/28 21:00 週刊ヒトコト斬り 『OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~』/ワーナーミュージック・ジャパン ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎キャラクター化された達郎の“髪” ベストアルバムを発売した山下達郎。ジャケットには、自らの似顔絵キャラクターが。むぅ。顔はともかく、髪が。ボブはボブでも、山下達郎は、あんな中野美奈子みたいな根元から勢いのあるボブじゃない。ペッショーン。しかし、そのペッショーンをリアルにキャラクターで再現するのも酷だしな。そこで提案があるのだが。「スヌーピー」ってのはどうでしょう。前々から、山下達郎を見るたび「スヌーピーにそっくりだよなぁ」と思ってたのだ。顔のアッサリ感、柔和な表情、ほっこりしたキャラクター、そして何より、髪型が。髪っつーか、スヌーピーにとっては、耳だけど。とにかく見た目の感じがそっくり。あんな似てない似顔絵よりも、ネームバリュー的にも、「スヌーピー」こそ、山下達郎ベストアルバムのジャケットを飾るにふさわしいキャラクターだと思うのだが。もう発売しちゃったのかぁ。もっと早く教えてくれれば、言ったのに。 ◎予想通りの、壽賀子再び 『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)スペシャルが二週にわたって放送された。「スペシャル」と銘打ってあるものの、何一つ特別感はなし。最終回の時、あれだけ局全体で「これで最後です」的なアオリ方をしていたが、その舌の根も乾かぬうちにもうスペシャルか。ははーん。これからもこの方式で、ズルズルぐだぐだやる気だな。ワンクール書く体力はないが、やめるつもりはさらさらなし。思いついた時がスペシャル日和。灰になるまで壽賀子宣言! ま、勝手に宣言してもらって結構なのだが。ラストシーンナレーションの「五月は、『自分には何も幸せなことなんてない』と胸でつぶやきながら、ふと『そうだ、私の身の回りの人たちが幸せなことが、私の幸せなんだ』と思いあたっている五月でした(原文ママ)」って、完全に文法おかしいだろう。それをそのまま放送ってのは。大先生の原稿だから一字一句直し不可なのか。チェックするふく子も歳ってことか。寄合いクラブか。一応、公共の電波に乗せる番組である。しっかりしろ。 ◎大沢樹生と日本刀 息子虐待疑惑が報道された、元・光GENJI大沢樹生。「包丁や日本刀を突き付けられた」と息子が激白。この一報で、「んまぁ、大沢樹生ってサイテーね」というよりも「ここぞという場面で日本刀を持ち出すメンタリティ」の方が印象的であったが。そうか。日本刀抜く派だったか、大沢樹生。若いがなかなか日本刀映えする顔であるしな。「ハイヒールでカーン」の元嫁の方がリアルに「暴力の日常使い」の匂いがするが。DVのケとハレのコントラストが効いてるなぁ。とりあえず、暴力はいけませんねってことで。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 最終更新:2019/05/22 19:18 関連記事 ロックンロールギャグしか持ちネタがない内田裕也が、今後ロック界で担う使命橋田寿賀子への忠誠を誓ったはずのTBSが、うっかり言ってしまった言葉『探偵ナイトスクープ』を巧妙にパクった? 『あかん警察』の計算高さ植毛ネタを取り上げない『とくダネ!』に見る小倉キャスターの頭髪事情なべやかん騒動以来のカンニング事件で、鍵を握るネット界の大物 次の記事 ジェムケリー業務停止命令の波紋 >