サイゾーウーマン芸能女性タレントのりピー復帰に不安が募る関係者 芸能 石川敏男の芸能デスクレポート 「大舞台は用意できない」酒井法子の復帰に不安を募らせる関係者たち 2012/09/27 19:00 酒井法子 結局、芸能界でしか生きていけない女なのね 9月中旬、13歳になる長男の運動会に黒いショートパンツで参加した元女優・酒井法子(41)は、「復帰はいつ?」との質問に「……ないです」と答えていた。 覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、11月下旬に3年の執行猶予が明ける酒井。その動向に注目が集まっている中での発言だった。この答えを聞いた時、復帰の話が煮詰まっていると感じた。「前向きに生きろ」と、応援してくれた後見人で建設会社会長が今年5月に急逝、その通夜で「もう一度(芸能界で)頑張る姿を期待して支えてくれていました。恩返しできるまで生きていてほしかった」と、復帰を匂わす発言をした彼女の「……ないです」は、信じられない。「今は言えない」というのが、正直なところなのだろう。 判決後に始めた介護の勉強は続けていて、自宅のパソコンで創造学園大(群馬県高崎市)のソーシャルワーク学科の遠隔授業を受けている。とはいえ、13歳の息子との生活を考えたら、芸能界への復帰しか道はない。元所属事務所・サンミュージックの幹部も「具体的には決まっていないですが、社長が個人的に進めているようです」と語っていた。 そして、その話を聞いた翌日、「12月の舞台での復帰」説が飛び出した。舞台は、安土桃山時代。織田信長の妹・お市の生涯を描いた物語で、酒井はお市を演じるそうだ。浅井長政に嫁ぎ3人の娘をもうけた後、長政が信長に敗れ、お市は柴田勝家と再婚。戦国の世、波瀾万丈に生きた女性の人生を描いたストーリー。 テレビのワイドショーの直撃取材に「私からお話しできることはありません。時期が来たら、みなさんにお話しできるようにしたいと思います」と、復帰準備が進んでいることを認めた酒井。関係者は「オファーはたくさんありますが、復帰に舞台を選んだのは、酒井が『至近距離で、お客さんの声を感じながら再出発したい。たとえ罵声を浴びても、お客さんの生の声を聞きながら歩みだしたい』と言っているからです」と、明かした。 しかし、関係者の本音は、「離婚した元夫でサーファーの高相祐一(44)が、覚せい剤所持で現行犯逮捕された時、現場に呼び出された酒井は『この辱め、どうしてくれるの』と発言した後『子どもがいるので警察に出直す』と警官に告げて逃走。親族から失踪届けも出されたが、その後、自宅から酒井の唾液が付着した吸引具 が見つかり、逮捕状が出た。夫の逮捕から5日目に出頭した」という酒井に、世間が一体どんな反応を見せるかだろう。復帰に、大きな舞台を用意しなかったことにも、その心配が表れている。確かに、復帰は慎重な方が酒井のためでもある。今後も、酒井の復帰劇を追っていきたいと思う。 石川敏男(いしかわ・としお) 昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。 最終更新:2012/09/27 19:00 Amazon 『酒井法子 Best Selection』 「サイバーのりピー」なんてのもあったよね 関連記事 酒井法子の復帰を急ぐ、サンミュージックの切羽詰まった台所事情元夫逮捕で露呈した、酒井法子“利権”を争う建設会社とサンミュージック恐喝だけじゃ済まない!? 酒井法子、実弟が抱える“爆弾”の存在元夫逮捕で露呈した、酒井法子“利権”を争う建設会社とサンミュージック自叙伝の売り上げは好調でも本格的テレビ復帰は遠いのりピー 次の記事 2012エミー賞振り返り >