サイゾーウーマン芸能しぃちゃんの裏芸能解説フジのバラエティはもう古い? 芸能 しいちゃんの芸能解説講座【裏】 『はねるのトびら』が放送終了、フジテレビのバラエティ番組はもう古い!? 2012/08/22 19:00 『はねるのトびら IV』/ポニーキャニオン 編集S キングコング、ロバート、ドランクドラゴン、北陽、インパルスらが出演するバラエティ番組『はねるのトびら』(フジテレビ系)が、9月26日の2時間スペシャルで終了するんだって。私がこの番組で笑ったのは、初期の「バカボンド」だけだったような気がする……と「初期から見てましたぁ~」自慢するお笑い好きみたいな自分がキモいわ! 助けて、しいちゃん!! しいちゃん まあまあ、落ち着いてよS。あなたが意外とお笑い見てるなんて、読者は誰も気にかけてないし、「タダの自意識過剰オンナ」としか思っていないから大丈夫よ♪ しかしこの番組、2001年4月にスタートと意外にもご長寿番組だったのね。開始当初は深夜1時35分スタートだったけど、好評のため03年からは深夜0時35分~、04年からは午後11時~とだんだん放送時間が早くなり、05年にはとうとうゴールデンに進出。08~10年には、関西地区で平均視聴率20%(ビデオリサーチ調べ/以下、同)前後、関東地区でも08年に平均視聴率24.1%を記録する人気番組に成長したの。でも昨年頃から低迷して視聴率は1ケタ台に。もともとは若手芸人にチャンスを与える主旨の番組だったから、出演者が人気芸人に成長して役目は終わったというところかしらね。 編集S フジテレビのご長寿バラエティといえば、1982年にスタートした『笑っていいとも!』だけど、最近打ち切り説がよく出るよね。そして打ち切り説とともに、タモリ讃美も盛り上がるというなぞの現象も……。 しいちゃん だめよ、今のご時世「タモリ万歳!!」と言っておかないと、サブカルおじさんたちが一斉に攻撃してくるんだから! 『いいとも!』は88年には最高視聴率27.9%を記録した超人気番組だったのも今は昔。安定している情報番組『ひるおび!』(TBS系)や、今年に入って人気が出てきた『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などの裏番組との視聴率争いで苦戦し、番組改編期になるといつも打ち切り説が出る。今年7月の『FNS27時間テレビ』の放送前は、「番組内で打ち切りを発表をするらしい」というウワサが流れたの。でも、結局は存続で決定したそうよ。ただ、タモリをはじめ一部の出演者の高額なギャラや視聴率の問題など火種は抱えたままなので、今後どうなるかわからないけど。 編集S 昔はバラエティといえばフジテレビだったのにね~。 しいちゃん 確かに、フジテレビは一昨年までは視聴率三冠王を誇ってた。ところが、昨年は日本テレビに負け、今年4~6月期は開局以来初となる視聴率4冠(全日、ゴールデン、プライム、プライム2の時間帯で1位)を達成したテレビ朝日に完敗。とうとう在京民放5社中、3位に成り下がってしまった。テレビ朝日は刑事ドラマのほか、『アメトーーク!』『いきなり!黄金伝説。』『Qさま!!』などのバラエティも好調なの。豊田皓・フジテレビ社長は、今後もこれまで通り「10代や若い女性向けの番組を作る」という方針を打ち出してるけど、どうなることやら。 編集S 肝心の若者の感覚と合っているかどうかが問題ね。 しいちゃん そうね。ネットでは相変わらず若者から「韓流ゴリ押し」「フジテレビはオワコン」と悪口を言われている。昨年の韓流批判騒動の際、ナインティナイン・岡村隆史が「見たくないなら見なきゃいい」とラジオで発言して、その後岡村が出演するバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』は平均視聴率8.4%という番組史上ワースト記録を更新してしまった。今年6月9日に放送した『めちゃイケ』では、出演者が長時間飲酒する様子を放送して「危険だ」と批判され、豊田社長が「いきすぎた面があったのは否めない。アルコール・ハラスメントへの認識が足りなかった」と陳謝。そもそも若者が酒離れしてると言われて久しいのに、「飲んで仲良くなろう」という企画主旨からして時代錯誤よね。ちなみに、『めちゃイケ』も96年10月から放送されてる長寿番組よ。 編集S 『とんねるずのみなさんのおかげでした』はどう? こちらも97年6月から放送されてる長寿番組。『おかげでした』も併せたらら、もう何十年やってるの!? って話じゃない。とか言って、私も「ロックンロール最高物語」とか「愛のカイロプラクティック」でゲラゲラ笑ってたクチだけど! しいちゃん 同番組では2月2日、お笑いコンビ「ずん」のやすが収録中にスキー場を水上スキー用のゴムボートで走行し、第2腰椎破裂骨折などの大ケガを負う事故が発生。03年にも歌手の葛城ユキが“人間大砲”で骨折しているため、「とんねるずはイジメ芸」「不快」などと批判が高まった。とんねるずは放送作家やスタッフを全盛期と同じメンバーで固めてきたので、「芸風が80年代」と揶揄されがち。ここ数年は新しい放送作家を起用したり、おぎやはぎと組んだりして巻き返しを計ってるようだけど、マンネリ化はなかなか拭えないわね……。 編集S おぎやはぎはいいポジションにいるよね~。そのうち、しれっと“ちょくたろう”こと森山直太郎が入って、3人になるんじゃないかと思うわ。タモリやとんねるず、ナインティナインら大物の番組で甘んじずに、かつての『はねるのトびら』のような若い芸人が、自分たちのお笑いを追求できるフレッシュなバラエティが作られるといいね。ごめん、最後のセリフは棒読みになっちゃった☆ 最終更新:2012/08/22 19:00 Amazon 『はねるのトびら IV 』 おつかれさまっした~ 関連記事 盗作疑惑&視聴率3.6%の『家族のうた』、早くも打ち切り決定か日本テレビ・馬場典子アナとフジテレビ・長谷川豊アナ、不祥事対応の温度差フジ一押しの東野圭吾ドラマが、低視聴率&原作者からの猛抗議で袋叩きに!?岡村が泥酔して全裸に……めちゃイケ酒豪No.1決定戦企画に非難集中!日テレがフジを抜いて年間視聴率三冠王達成! 大みそかのフジはテレ東以下!? 次の記事 「ひよこクラブ」が朝活ベビーをゴリ押し >