サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場加山雄三の散歩番組にオヤジ臭 芸能 [TVツッコミ道場] 『若大将のゆうゆう散歩』は、殿様のカルチャーギャップ番組仕様にすべき? 2012/05/13 11:45 TVツッコミ道場加山雄三 声のボリュームがバカになってる様が大物といった感じ 5月4日に惜しまれながら放送が終了した、『ちい散歩』(テレビ朝日系)。その後番組で散歩することになったのが、加山雄三だ。タイトルは、『かや散歩』ではなく、『若大将のゆうゆう散歩』。なんでも、加山雄三の「雄(ゆう)」と、代表作である若大将シリーズでの役名・田沼雄一の「雄」、それから「遊ぶ」の「遊」、「悠々」の「悠」をかけているらしい(番組より)。 散歩番組の代表だった人気番組の後だけに、どんな散歩になっているのか気になるところだが、記念すべきその初回、7日の放送を見てみた。 「いやぁ~。今日から始まる『若大将のゆうゆう散歩』。なんか胸がドキドキしてますけどねぇ」 初めて散歩する街は、浅草。スカイツリーからも近く、先端と伝統が混じる街という無難なチョイスだ。 「行ってみよう!」 人気番組を引き継いだ若大将、なんだかご機嫌だ。まず、隅田川に近づきながら、スカイツリーが見える光景に、 「これはすごいスポットになった」 と、驚いてみせる若大将。学生時代に東京タワーをバックに写真を撮ったことを思い出し、それから半世紀あまりということで、 「半世紀!……はい、反省します」 と、橋の欄干に手をかけ頭を下げ、ニホンザルの次郎の“反省”ポーズ。ダジャレか。番組中盤にも、「岡山……オー、加山! なんてね」とか言ってたし、番組冒頭のナレーションも、「関心、感動、感謝。若大将が人生の三“かん”王を目指して歩きます」というものだったし、このダジャレ感を前面に出していくのだろうか。そういえば前記の通り、番組名も言葉遊び入ってる系だし。それはまあいいが、番組のナレーションを務める宮本隆治アナが、若大将の大学の後輩アピールをしたうえ、その加山ギャグに対し、「出ました、若大将のダジャレ! 調子出てきましたよ」だの、「出ました! 絶好調!!」だの、いちいちヨイショするのはなんなんだろうか。これから毎日この「絶好調!」を聞かされると思うと、ちょっときつい。 それにしても若大将の人気は絶大で、歩いているとあちこちから「こんにちは!」と声をかけられ、握手を求められ、行くとこ行くとこで“握手会”が始まる。 「あんまりキャーキャー、このごろ言われないから、ちょっとびっくりしたなぁ」 うれしそうな姿に涙した。「ありがとうね」「どっから来たの?」など、気さくにこたえる若大将ではあるけれど、どうしてもにじみ出る大物感のほうが勝ってしまう哀しみはある。散歩番組というよりも、なんだか上様の城下町見物みたいな空気になってしまうのは仕方ないのか。だから結局、 「お参りを楽しみにしていた加山さんなのですが、人が多すぎて断念。急きょ裏の道へ回ります」(ナレーション) となってしまう。加山雄三がぶらり歩きするには、メジャースポットすぎたか。 そんな人気者の若大将の「車ではサッと通っちゃうけど、歩くと違うね」とか、「歩くとすればさあ、電車乗るために……。電車っていっても新幹線だけだけどね」とか、端々に出てくる庶民感の薄い言動がだんだん面白いような気もしてきた。殿様のカルチャーギャップを楽しむ番組なんだろうか。だからナレーションも、前番組の「あらあら地井さん」ではないけれど、ヨイショではなく、そんな様子を軽くいじるぐらいのナレーションを入れてくれるほうが、親しみをもって見られそう。 そんなわけで、得意分野の話を延々とされても困るので、なるべくヨットやエレキギター、慶應大学などのアイテムが出てきそうな街は避けてほしいところです。まあ、絶対早々に行くんだろうけれど。 (太田サトル) 『若大将キャンパス DVD-BOX』 熱量的に、加山雄三=中畑清説が急浮上 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】 ・結婚報道で再燃!? 仁美凌が加山雄三から絶縁されていた ・東幹久が下町を散歩する『ちい散歩』、なぜかパロディー番組化? ・小走り、絶叫、土手遊び……地井武男、散歩中の悪ふざけが進行中 最終更新:2012/05/13 11:45 次の記事 プロ選手が欲しがるトロフィーワイフ >