サイゾーウーマン海外E・マーフィーがアカデミー賞の司会を降板! 原因は監督のゲイ差別? 海外 失言続きの果てに...... E・マーフィーがアカデミー賞の司会を降板! 原因は監督のゲイ差別? 2011/11/12 11:45 セレブエディ・マーフィー 「ンハーッ、オレっちも失言とかされると困っちゃうわけよ」 映画『ラッシュアワー』シリーズなどのヒット作を手がけているブレット・ラトナー監督が、公的な場でゲイを侮辱する言葉を使い、この責任をとる形で来年の第84回アカデミー賞授賞式のテレビ中継のプロデューサーを降りたことが明らかになった。ブレットの後押しで、同授賞式の司会者に大抜擢されていたエディ・マーフィーも辞退すると表明。ブレットはこのところ失言が続いており、また何か爆弾を落とすのではないかと注目されている。 ブレッドが問題発言をしたのは、4日にハリウッドで開催された新作『ペントハウス』のメディア・イベントでのこと。出演者のリハーサルについて聞かれた際、「リハーサル? リハーサルってのはファッグのためのもんだ」と言い放ったのだ。ファッグ(fag)とはゲイを蔑称する呼び方で、ゲイに対して嫌悪感を抱いていたり、存在を認めない人たちが軽蔑的に使う単語である。今、アメリカでは「アンチ差別! アンチイジメ!」の流れが強く、セクシャルマイノリティーへの言動についても敏感になっており、ブレッドの「ファッグ」発言にはたちまち非難が集まった。 実は、この発言をする数日前にもブレットは失言をしている。トーク番組『Attack of the Show』に出演し、「オレの映画のセットに遊びに来た(女優の)オリヴィア・マンと何回かやったよ。でも、彼女のことはすっかり忘れちゃったけどね」と爆弾を投下したのだ。 これは、オリヴィアが自伝書に記した「昔、交際していたハリウッドの大物監督が短いペニスをしごいている姿を見た」というのがブレットのことだとうわさされていることを受けてコメントしたもの。イチモツをバカにされたことが気に入らないのか、昔のオリヴィアがいかにダサかったかと悪口を述べ、「彼女のことを忘れたのは、今みたくアジアっぽくなかったから」と、日本人を含むアジア女性大好きなブレットらしい言葉も出た。激怒したオリヴィアの関係者らにより、このことがTwitterで炎上する騒ぎとなると、ブレットはしおらしく謝罪。ラジオ番組で「彼女とセックスしたという話はウソ。オリヴィアに悪いことをした」と述べたが、世間からは、短いチンチンのくせにと冷ややかな目で見られていた。 8日、ブレッドは「ファッグ」発言について、「人を傷つける愚かな発言をしてしまった」「業界には多くの同性愛者がいるのに、彼らを傷つけてしまい悔やんでいる」「私の発言に傷つき、気分を害されたすべての方々に心から謝罪したい」との公開書簡を発表。 続けて、「今朝、(映画芸術科学アカデミーの)トム・シェラック会長に電話した。そして、第84回アカデミー賞授賞式テレビ放送のプロデューサーを辞任した」と明かし、「オスカーをプロデュースしてくれと依頼されたことは、自分のキャリアの中で誇り高い瞬間であった」「こんなことになってしまい心苦しいが、私が式典に関わることで多くの人をイラつかせ、アカデミーの高い理想の妨げとなってしまうことは避けなければならない」と苦しい心情をつづった。 ブレットの辞退について、トム・シェラック会長は「アカデミーと彼自身のために、正しい選択をした」と評価。「ブレットはよい人だ。だが、彼のコメントは決して許されるものではない」という厳しいコメントも寄せている。 日本でも正月に公開される『ペントハウス』に出演していることが縁で、アカデミーの司会者に抜擢されていたエディ・マーフィーも、9日に辞退を表明。トムは、「クリエイティブ・パートナーであるブレット・ラトナーが降りてしまいエディの心中がどのようになっているのかは察することができる。これからも頑張ってもらいたい」とあっさり辞任を受け止めている。 なお、映画芸術科学アカデミーは、映画『ビューティフル・マインド』や人気TVドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のプロデュースを手がけているブライアン・グレイザーを、第84回アカデミー賞授賞式テレビ放送のプロデューサーに任命したと発表。近日中に司会者も明かされるだろうと見られている。 道端ジェシカの親友で2002年度ミス・ユニバース ジャパンのファイナリストを経て、ミスユニバース出場者らのマネージメントを行ってきた、斉藤(旧姓)あさみのブログによると、ブレットは彼女たちとランチを楽しんでいるときにプロデューサーに任命されるアカデミーからの連絡を受けたとのこと。抜擢してもらったことをとても喜んでいたようだが、このような結果になってしまい残念である。 今後、『ペントハウス』のプロモーションでインタビューを受ける機会が増えてくるブレッド。これ以上失言をしないことを祈るのみである。 「世界一の美女の創りかた」特別版 ミス・ユニバース・ジャパン公式ガイド 記事の内容をすべて蹴散らす勢いの、あさみさんブログの酒池肉林ぶり 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】 ・お持ち帰り女性のメールが流出し、タランティーノの性癖が世界中に広まる! ・性依存症の再発か!? 『Xファイル』のモルダーが再び別居していた ・もたらした利益は1兆円超え!? ハリウッドを支える敏腕プロデューサー 最終更新:2011/11/12 11:45 次の記事 女子会もそこそこに、イケダン癒やしに余念がない「VERY」妻の奉仕精神 >