石川敏男の芸能デスクレポート

結婚報告は年寄りばかり! 芸能界に”お年寄り”旋風が吹き荒れる

2011/09/08 19:30
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「おんなの酒場」/日本コロムビア

 70歳の徳光和夫アナウンサーが「チャリティーマラソン」で63キロを完走したからではないだろうが、芸能界のお年寄りらが、がぜん頑張りだした。45歳年下の社長秘書で元モデル・綾菜さんと「若い子と付き合うと若さがもらえる」と再婚したタレント・加藤茶(68)。交際2年目でのゴールだが、目がパッチリした愛くるしい笑顔が素敵な女性。「こんな年寄りじゃなくても」と、若い男性がやっかむほどの美貌だ。彼女の父親が37歳、母親が44歳という若さにもビックリ。両親が加藤の子供みたいだ。

 22歳年下の元モデルと再々婚したタレント・堺正章(65)は、交際8年目のゴールイン。「もう一度自分を見つめ直したい」と堺の誕生日に婚姻届を提出した。ここまで遅れたのは前妻・岡田美里(50)との間にできたふたりのお嬢さんの成長を待っていたから。俳優の小林薫(60)は、22歳年下の女優・小梅と2009年12月に再婚していたことが明らかになり、昨年には長男まで誕生していた。95年に女優・中村久美(50)と離婚してから14年間の独身生活は、長男誕生で幕を閉じた。

 今夏、35歳年下の美術関係の仕事をしている一般女性と再婚した俳優の寺田農(68)。70年に結婚した元女優・高橋紀子さんと離婚後、約20年間独身を貫いてきた寺田が、美術を通して知り合った和風美人を妻にした。「板橋区立美術館運営協議会会長」なんて要職にあるからね。まだいる。62歳の俳優・市村正親の妻で女優の篠原涼子(38)に来年第二子が誕生する。

 篠原のたっての希望で、ふたり目の子作りに挑戦した市村。この子が成人になったときは市村は83歳。小林も長男が20歳になったときは79歳。みんな若いしパワーがある。今の若い人よりも魅力があるということなんだろうね。妻に先立たれたり、離婚したりしている芸能人の再婚って、これからももっともっとありそうだし、一般社会でも多そう。現に、64歳の友人も25歳下の接客業の女性と結婚する。で、男性ばかりじゃない。

 57歳まで独身だった歌手・小林幸子が、結婚を決めた。お相手は再生医療関連会社の社長で8歳年下の林明男さん。ふたりが初めて会った11月15日に婚姻届を提出する予定だ。約6年前に出会い、2週間後には林さんが「僕に背負わせてください」とプロポーズ。以後、ずっと言い続けられたとうれしそうだった。しかし、林さんの2番目の元妻が「突然離婚を切り出されて」と、告白。略奪婚と騒がれ出したが、略奪じゃなく、林さんが、一方的に小林さんに乗り換えた。元妻には長男の親権もマンションの名義も移っている。それが04年だから、林さんにとってはダブっていたのかな。2度も離婚している林さんにとっては、57歳の未婚女性を落とすのは、赤子の手をひねるようなものだったのかもね。

 それにしても、今年の芸能界の結婚状況は大きく違うね。若者頑張れ! 悔しくないのか!


最終更新:2013/04/03 19:24