[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育てコラム

赤ちゃんペンションに行ったら、また不思議な親子を発見しましたよ!

2011/07/25 19:00
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(C)倉田真由美

 赤ちゃん向けの施設を紹介している雑誌に、清里(山梨県)のペンションが掲載されていたので、早速行ってきました。新宿から電車で2時間弱だったはずが、途中で線路に木が倒れたため電車内で足止め! 復旧の目途が立たないというので、各駅停車に乗り換えて甲府まで行き、そこから特急に乗り換えて清里へ。結局、新宿から4時間はかかりました。ココはヒマ過ぎてずっと暴れているし、ぜんぜん寝ないし、マジで大変でした。

 ようやく清里に着いたんですが、めちゃ寒い! 事前にネットで天気情報をチェックしたんですが、気温は東京と変わらないと思い、オレはTシャツに短パンにビーサンという服装で行ったんです。ところが、風がぴゅーぴゅー吹いてるし、体感温度は13~14度ぐらいでしたよ。しかも駅前だというのに人がいない! いたとしても2、3人! オレは清里に行くのが初めて。清里はメルヘンっぽい街並みに人がわんさかいるイメージだったですが、ここまで閑散としてるとは……。

 駅前のレストランや土産屋はどこも潰れてて、完全にゴーストタウン状態! それでも営業してた和食屋に入って昼ごはんを食べることに。帰りにお店のスタッフに「観光客が少なくて驚きました」と話しかけると、「もう10年ほど前からこんな感じですよ。80年代は駅前の通りは人ごみで歩けなかったのに、一体どうしちゃったんだろうね」と嘆いてました。清里は一時の勢いはなくなったみたいですね。お城っぽい建物やメルヘンな街並みの雰囲気はそこかしこに残っているんだけど、いまさらそれだけじゃ観光客は呼べないのかもしれないですね。それでも宿泊するペンションはネットでも評価高かったから期待!

 清里駅からペンションまで歩いてると、途中に「萌木の村」という公園のような施設があり、入ってみると人があふれてるじゃないか! レストランやお土産屋、ロッジ風な雑貨屋もあって、観光客だらけ! さらにメリーゴーランドまであったりと不思議な空間だったけど、子どもは楽しめるのかも。実際、ココも初めて妻と一緒にメリーゴーランドに乗ったんですが、喜んでましたよ。清里は駅周辺は寂しいけど、観光客はこの「萌木の村」を目指して来るのかも。

 さらに森の中を歩くと、今回宿泊する「赤ちゃんペンション めーぷる」がありました。敷地内の広い庭にはブランコや砂場があったので、チェックイン前にココを遊ばせてみる。ここのペンションはかなりいい! 料理はおいしいし、ロケーションもいい! ロビーに置いてあったおもちゃの数は、今まで行ったペンションの中では一番多いかも。

 他に2組の家族が宿泊していて、1組の家族は小学3年の女の子、小学1年の男の子、幼稚園の年長の男の子、2歳の女の子と4人の子どもがいたんですが、小学生なのにガラガラや赤ん坊用の滑り台で夢中になって遊んでるんですよ! しかも、子どもたちは親が「みんなで一緒に遊びなさい」と言ってるのに、ココのことを完全に無視してるし、ココが側に行くと「あっち行って!」と嫌がらせを繰り返すんですよ! 2歳の女の子はココと年齢が近いのに「あっち行って!」とココと遊ばない! まあ、ココも嫌がられてる意味が分からないので、何度も子どもたちの側に行くんだけどね。オレが小学生の男の子に「お前ら、こんな赤ん坊のおもちゃで遊んでもつまらんだろ?」と聞いても無視! 全くかわいげのないガキどもだよ! 驚いたのは、親が小学生の子どもたちに絵本の読み聞かせをしてたとこ。「むかーしむかーし」とか言って読んでるし! 小学生だったら自分で読ませるべきでしょ。そもそも絵本って幼な過ぎないか?


 翌日は馬とかヒツジが放し飼いになってる「まきば公園」に行き、その後は「八ヶ岳リゾートアウトレット」に行って買い物して帰りました。今回もココは動物と触れ合ったりして楽しんでたので、良かったんじゃないか? しかし、ココを連れて旅行をしてますが、ココは全く覚えてないんだろうな。妻が旅行のたびにデジカメを忘れるから、記念の写真もない! ホント、ドジ過ぎる! 次回の旅行はオレがデジカメの準備することにしましたよ!

『突然、9歳の息子ができました。』

萌木の村のメリーゴーランドは歌手のPVに使われているそうですよ。

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最終更新:2011/07/25 19:00