サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場真性・天然ボケ3人が”しりとり合戦”で魅せた非凡なワードセンス 芸能 [TVツッコミ道場] 真性・天然ボケ3人が”しりとり合戦”で魅せた非凡なワードセンス 2011/05/15 12:00 TVツッコミ道場相田翔子おしゃれイズムはいだしょうこ重盛さと美 『しょうこの虹色メロディ』(マイクロマガジン社) 相田翔子×はいだしょうこ×重盛さと美。この3人が掛け合わされると、どんなことが起こるのか。番組冒頭で「美女達の天然ボケが炸裂!」という紹介をされていた通り、共通するイメージは”天然”なんだろう。今回は、そんな3人が一堂に会した、5月8日放送分の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)にツッコませていただきます。 「3日間煮込み(寝込み)ました」(相田)、「ホケツ(墓穴)を掘る」(重盛)、「(肉の焼き具合は)ウエルカム(ウエルダン)で」(はいだ)といった言い間違いネタから、西洋わさびとマッシュポテトを間違えて食べた話(相田)、3年前ぐらいのクリームソーダを飲んじゃった話(はいだ)、便座除菌シートでメイクを落とそうとした話(相田)といった、天然ボケエピソード盛りだくさんの内容で、上田もツッコミに大忙しだ。 しかし、このへんのある意味想定内の面白エピソード披露の流れを超越し、圧巻だったのが、VTR収録された3人による「しりとり」だった。今回の番組が初対面だということもあって、親睦を深めるために3人で食事会をしたのだそう。しかし、まさかの全員人見知り。「……」と無言の状態が続いたり、相田翔子とはいだしょうこが一文字違いの名前で、重盛だけが違うことで心配してとかいう、なんだそりゃな話題があった後に、唐突に「しりとりでもしますか」と、初対面の大人の女性3名によるしりとりが始まった。 まずは重盛がオーソドックスに「いぬ」と言う。これを受けた相田がいきなり角度をつけてくる。 「ぬりかべ」 そして、はいだがさらに不思議な流れを紡ぎ出す。 「べんけいのなきどころ」 ……。しりとりのレベルは凡人には到達できないレベルに加速していく。 「ロデオボーイ」→「イリノイ」→「いい湯だな」→「なんでだろう」→「うそだろう」→「うめきごえ」→「ええじゃないか」→「かまうもんか」→「かえしてよ」→「よっちゃった」 …………。これが、食事をしながらの、何とも言えないゆったりした間で、彼女たちの口から淡々と出てくるのである。スタジオでVTRを見ている藤木直人と森泉も、悶絶死寸前だ。それでもまだ超越し過ぎなしりとりは続く。 「たべてみて」→「てんどんよ」(”よ”ってなんだ、”よ”って!?)→「よーく噛みましょう」(だんだん文章になってきた)→「うーんとカロリー高いね」→「ねる時に思い出そうね」(会話のようになってきた) …………しかも驚くことに、こんな言葉の数々に、お互いで「おー」とか「すごーい」とか感心しているのである。しかも、スタジオで、スムーズにできたとか、「こんなレベルの高いしりとりしたことない」と、自画自賛している3人。確かに凡人には参加不可能なすごいレベルだった。とりあえず、このしりとりが3人の距離を縮めたことだけは間違いない。 楽しいから、眠りに就く前に「ねるときにおもいだそうね」を思い出して布団に入ろうかとも思うが、そのまま夢の中で悪夢のようなしりとりに参加することになると困る。『ヘキサゴン』(フジテレビ系)周辺のいわゆる”おバカ”タレントとはまた違う方角の、天然の面白さを堪能した時間だった。 (太田サトル) 『しょうこの虹色メロディ』 ホンマもんは違いますな 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】 ・「合コンは地獄絵図、興味ない」と放った松山ケンイチと小栗旬の立ち位置 ・ピースに格の違いを見せつけた、天才芸人・出川哲朗の比類なき天然さ ・癒し系「ほっこり」番組、一番盛り上がったのは、あの女優の経歴!? 最終更新:2011/05/15 12:00 次の記事 「機械のように正確に動く」セックスは40男の悲哀が満ち満ちていた! >