サイゾーウーマンコラム取次が拒否! 飯島愛のAV本番疑惑を画像で検証した『飯島愛の真実』 コラム [連載]鹿砦社・松岡社長の「暴露の花園♪」第14回 取次が拒否! 飯島愛のAV本番疑惑を画像で検証した『飯島愛の真実』 2010/12/18 17:00 飯島愛鹿砦社・松岡社長の「暴露の花園♪」 『飯島愛の真実』(鹿砦社) 2008年末に飛び込んできた衝撃ニュースといえば、飯島愛急死のニュース。三回忌を迎える今もなお、公式ブログ『飯島愛のポルノ・ホスピタル』には6万6,000件を超えるコメントが寄せられています(10年12月18日現在)。 飯島愛と聞いて思い出すのが、00年に出版された自伝『プラトニック・セックス』(小学館)。ミリオンセラーにもなり大きな話題を呼んだ同書は、家族との確執、家出、非行、AVデビュー、そして最終的には家族と和解し、「パパ、ママ。こんな娘でごめんね。」と美談としてまとめられています。 この本に対して異を唱えたのが、数々の芸能人暴露本を手掛けてきた鹿砦社です。01年11月に同社から刊行された『飯島愛の真実』(板坂剛・編著)の中で、伝説のスキャンダル誌「噂の真相」などでもたびたび取り上げられてきた、飯島のAV女優時代の”本番疑惑”についてメスを入れています。『飯島愛の真実』について、鹿砦社の社長・松岡利康さんは、 「『プラトニック・セックス』で、AVで”本番”はしたことなかったと終始主張していたけど、そんなわけないじゃない(笑)。飯島愛本人は、AV時代の過去を抹消したがってたからねぇ。ウチが出した『飯島愛の真実』は、そのあたりをさまざまな角度から検証してるのよ」 『飯島愛の真実』の装丁は、紺色の背景に、白抜き文字、帯は白バックに紺色の文字。……あれ? これって、本家『プラトニック・セックス』のデザインとほとんどそのまんま? 並べたら、一瞬どっちがどっちか分からなくなりそう。 「ウッフフー、すごいでしょ、装丁似せたんだよね。もちろん、わざとですよ」 と、笑顔で語る松岡さん。さすがは鹿砦社、芸が細かいというか……。肝心な中身の方は、飯島愛と実際にAVで”本番”をしたという男優の証言を入れているほか、一番の見どころは、キャプチャ画像にして掲載した裏ビデオの映像! 普段、裏ビデオに慣れ親しんでいるわけではないうら若き20代の乙女である筆者は、本を開いた瞬間、度胆を抜かれました。松岡さんは、 「ね、ね、見てコレ! この裏ビデオのキャプチャ画像、どう見ても本番してるでしょ?」 と大興奮。 飯島愛が”本番”をしていたことに自信タップリの松岡さんですが、『飯島愛の真実』は、その過激さのあまりか、取次会社が委託配本(※)を拒否したのだとか。 「ひっどいよねー! たぶん拒否の理由はAVの中身が本に載ってるからだけど、詳しくは教えてくれなかったから分からない。見せちゃイケナイところは黒丸で隠したのに。鹿砦社側からも交渉したんだけど、強くは言えなかったよ。取次とは喧嘩できないからね(笑)」 しかし、そこでめげる鹿砦社ではありません。 「書店にFAXを送って、注文を取ったの。そしたら、それだけで3万部売れたんですよ!」 この、予想外の売れ行きに、本家本元『プラトニック・セックス』の出版社である小学館の社員が焦ったようで、「小学館の社員が、売り上げを周囲に聞いてまわってたんだって」と松岡さんは大喜び。 また、「AV本番疑惑についてイチャモンつけてるだけの本じゃないのよコレ。本のラストには、飯島愛の熱烈なファンが公共のトイレへ塀に書いていた落書きポエムをいくつも掲載してるの。著者の板坂が自分の足で探してきてね(笑)。そのほとんどが、AV時代の愛ちゃんに戻って、という訴えみたいだけど。公共のスペースに飯島愛に関するポエムが落書きされるあたり、やっぱり愛ちゃんって人気者だよねぇ~」とのこと。 例えば、以下のような一般人によるポエムがたっぷり載っています。 【01年6月24日。上野の映画館の2Fのトイレにあった落書き】 愛って何だったの 愛はどこへ行ったの 愛はもう帰って来ないの バックが好きだった愛 フェラチオがうまかった愛 精液に濡れた顔が忘れられない (以下略) 【01年8月3日。池袋の駅の近くの公園のトイレにあった落書き】 飯島愛 わが心の愛 フェロモンの愛 (中略) 昔の愛に戻ってほしい 入れてほしい 僕のお尻の穴にあなたの舌を 本番疑惑検証に、裏ビデオのキャプチャ画像、落書きのポエム集まで、力作であることは間違いない『飯島愛の真実』。取次ぎ拒否の壁にもめげず、大ヒットしたのに味をしめて、鹿砦社はさらに大胆なことをしたのです! そのエピソードは次回、お伝えします。 (朝井麻由美) ※委託配本とは一定の期間を定めて書店に委託して、その期間内に売れたものの代金を受取り、売れ残ったものは返品してもらう販売システムのこと。日本の出版物(書籍・雑誌)の大半がこのシステムを利用している。 松岡利康(まつおか・としやす) 1951年9月25日生まれ、熊本県出身。同志社大学文学部卒業後、貿易関係の仕事に従事。サラリーマン生活を経て、83年にエスエル出版会を設立、88 年に一時期経営危機に陥っていた鹿砦社を友好的買収、同社社長に就任。05年にパチスロメーカー大手のアルゼ(現ユニバーサルエンターテインメント)を取り上げた『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』、球団スカウトの死に迫った『阪神タイガースの闇』などの出版物について、名誉毀損で神戸地検に逮捕、起訴され、有罪判決を受ける。 『飯島愛の真実』 ポエムだけでも読んでみては? 【この記事を読んだ人はこんな記事を読んでます】 ・著者とも? 華麗なる男性遍歴を綴った暴露本『川島なお美 偽りの素顔』 ・あの自殺未遂騒動や腹違いの弟にまで踏み込んだ、『宮沢りえ 悲劇の真相』 ・あのトレンディー俳優まで!? 松田聖子の下半身事情を追った伝説の暴露本 最終更新:2019/05/17 20:34 次の記事 狩野英孝は新たな通販スター? 不器用な熱演が視聴者を癒す >