サイゾーウーマン芸能しぃちゃんの裏芸能解説司法試験に合格した元フジ女子アナ菊間千乃、山越え谷越え次の道は…… 芸能 しいちゃんの芸能解説講座【裏】 司法試験に合格した元フジ女子アナ菊間千乃、山越え谷越え次の道は…… 2010/09/15 00:20 「私がアナウンサー」(文藝春秋) 編集M ちょっと、元フジテレビアナウンサーの菊間千乃が司法試験に合格したってさ! 久々に名前を聞いたと思ったら、やけに目出度いニュースじゃないっすか! しいちゃん フジテレビ在籍中から弁護士を目指して法科大学院に通っていたんだって。でも、女子アナは激務だからね~。仕事と勉強の両立はさすがに無理だったみたい。ストレスと疲労がたまって声が出なくなったこともあったんだって。それで、2007年末にフジを退社したの。去年も司法試験を受けていたんだけど、不合格。その翌日から朝6時に起きて1日16~17時間勉強するという生活を続けてたそうよ。1日17時間って……、いくらイケメン好きのあたちでも、「毎日17時間イケメンのことだけ考えろ」って言われたら相当キツイわ。最初の3日間くらいは楽しそうだけど。 編集M しいちゃん、何言っちゃってんの? ラジオにテレビにDVDに雑誌に目を光らせてオタ活してたら、一日17時間ジャニーズでも足りないっつーの! トイレにも浴室にも雑誌の切り抜き貼って時間の有効活用しないと、ジャニーに置いてかれちゃうよ。あ、きっと菊間も部屋中に張り紙してたんじゃな~い? 「絶対合格!」とかハチマキして。ゲロださー。 しいちゃん オタ活しても何の資格も取れないのよ、M。菊間が弁護士を目指したきっかけは、98年の転落事故からみたいよ。『めざましテレビ』で防災用のロープを付けてマンションの5階から降りる実演をしたとき、固定していたフックが外れて地上のマットに転落、腰椎圧迫骨折で全治3カ月月の重傷を負った事故。「自分が辛い状態にあったとき、弁護士さんの『大丈夫だよ』という一言に救われた」んだって。菊間はあの事故でフジテレビ側からかなりの見舞金を受け取ったと伝えられてるね。今回、合格について「感動はフジテレビの内定をもらったとき以上」ってコメントしてるんだけど、なにかフジテレビへのモヤモヤした気持ちを感じずにはいられないわ。 編集M 菊間といえば、わたしはアノ事件が忘れられない! 05年の”仙台インシデント”。 しいちゃん そうそう。内博貴飲酒事件ね。当時、NEWSおよび関ジャニ∞のメンバーで未成年だった内が、バレーボール中継で訪れていた仙台市内で、菊間ら数人と飲酒し、酔って暴れてるところを補導されたのよね。当時の報道によると、菊間は深夜、内をわざわざ呼び出して相当飲ませて泥酔させたという話。それで菊間の責任を問う声が上がったんだけど、結局、1週間程度の謹慎で済んだ。その背景には転落事故以来、菊間は何かと事故の件を引き合いに出してやりたい放題で、上層部は文句を言えなかったらしい。局内で煙たがれていたって噂もあったの。 編集M 局側の弱点を突くとは、菊間も策士やの……。なのに、内くんと言ったら、ドラマ『がんばっていきまっしょい』(フジテレビ系)を途中降板した上に、その代役がKAT-TUNの田口淳之介だったというショッキングな出来事続き。あれは、錦戸亮と内くんだから成立してたのに。 しいちゃん 内はこの事件で研修生に降格、表舞台に復帰するまで2年もかかった。ジャニーズのタレントを一人潰して、自分は大したおとがめもなく済んだなんて、当時からすでに弁護能力を発揮してたのね~。 編集M 転落事故によって菊間の人生も、内くんの人生も変わっちゃったってことか……。 しいちゃん 内はその後、ソロコンサートを開催したり舞台で主演を演じたり、不思議と好待遇を受けるようになったからよかったけど、身分としてはいまだJr.扱い。だから、ファンの中には、今回の菊間司法試験合格のニュースに再び菊間への憎しみを募らせた人もいて、「弁護士にふさわしくない」「内くんの人生を返せ」「許せない」という批判もある。しかも、スポーツ紙に合格の記事が載った9月10日は、内の24歳の誕生日。タイミング悪~い。 編集M その巡り合わせは、何か見えざる力が作用しているとしか思えないし! しかも、内が地道にJr.活動をしている間に、菊間は弁護士としてガッポリ儲けるわけっしょ? 「イケメン薄幸」ってこのことっすよ~。 しいちゃん いや、菊間もそれほど順風満帆かは分からないよ。11月下旬から司法修習を1年間受けたのち、やっと弁護士になれるんだけど、法曹関係者いわく「弁護士は、まず弁護士事務所に所属して数年間働き、その後独立するのが一般的なパターン。司法制度改革によって弁護士の数が増え、最近は事務所に就職できない弁護士もけっこういる。菊間さんはもう40歳手前。年齢的にかなり厳しいのでは」だって。就職できたとしても「新米弁護士の3割が年収500万円以下」って話も。女子アナを続けていれば年収2,000万円以上はあったというのに、下手したら新人アナ以下になっちゃうかも。 編集M へー。セレブ結婚したり、フリーに転身して稼いだりする女子アナが多い中、世のため人のため、あえて茨の道へ進むんですねー。テレビの世界には戻らず、二度とジャニーズとは絡まないで頂きたい! しいちゃん さあ、どうかしら。芸能記者サンによれば、「タレント弁護士のように、弁護士資格を生かしてフリーアナとしてテレビ業界に復活する可能性は大いにあります」って話よ。いろいろ乗り越えて来た菊間だからね。これからもひと花、ふた花咲かせるはずよっ! 楽しみだわ~。 最終更新:2011/01/13 13:58 次の記事 「お前、迷惑かけてない?」、SMAP木村拓哉が『BECK』の”出演者”に言及 >