「an・an」も「FRaU」も大コケ!

AKB48を出すと売り上げ減? AKB48ブームに便乗して頭を抱える出版社

2010/09/22 08:00
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「AKB48 わがままガールフレンド」(マガジン
ハウス)

 21日に19枚目のシングルを歌うメンバーを選抜する『じゃんけん選抜』を行ったAKB48。しかし6月に行われた『AKB48総選挙』に比べ、盛り上がりに欠けた印象は拭えない。実際、マスコミ関係者の間では「AKB48ブームももう終わりか……」という声が挙がり始めているという。


「FRIDAY編集部が発売した『総選挙公式ガイドブック』は、初版10万弱がすぐに完売し、増刷をして13万部の売り上げを記録。億単位の黒字になったとか。それで今度はFLASH編集部が『じゃんけん選抜公式ガイドブック』を発売することになり、初版16万部を刷ったそうなんですが、第一週目に6万部を売り上げた以降は売り上げがストップ。結局は10万部にも届いていないようなんです」(スポーツ紙記者)

 また8月には、「an・an」(マガジンハウス)でAKB48としては初となる女性誌の表紙を飾り話題を集めた。さらに、現在発売中の「FRaU」(講談社)では前田敦子と大島優子の2人が表紙を飾っているが、実はどちらも頭を抱えるほどの売れ行きの悪さだという。

「『an・an』はイケメンを掲載していない号は売り上げがイマイチですが、AKB48表紙の号は返本する日に”今日入荷?”と思うほど売れ残っていました(苦笑)。『FRaU』のほうも全く数が動かないですね。ティーン誌ならまだしも、この2誌の読者層とAKBが合わないのは明白なんですが……」(書店店員)

 AKBメンバーが女性誌で立て続けに表紙を飾ったことには裏があるという。


「マガジンハウスから発売されたAKB48の下着の写真集『AKB48 わがままガールフレンド』がヒットしたんですが、実はあれ秋元康が勝手にOKしてしまい、AKB48サイドは現場で下着になることを知らされたため、現場でかなり揉めたんです。そのため詫びの意味合いで、同じ出版社の『an・an』の表紙に起用したと聞いています。『FRaU』の場合は同編集部から写真集が発売されるので、そのパブリシティでの掲載。また講談社は今年AKB48に力を入れることを社内で決定したため、講談社の上層部のほうから無理やりねじ込まれたみたいですね。現場サイドで純粋にAKB48を起用しよう……なんて女性誌はありませんよ」(大手出版社編集者)

 AKB48メンバーの篠田麻里子は「MORE」、小嶋陽菜は「MAQUIA」(ともに集英社)でモデルを務めているが、それも写真集などの利権を獲得するための起用だと言われている。

「小嶋陽菜なんてモデルで起用したはずなのに、掲載ページには必ず”AKB48の~”という肩書きが載っていたりと、現場サイドの抵抗が見えますからね(苦笑)。でも最近はどこの出版社もAKB48ブームに陰りが出てきたことに気づき始めたので、来年以降は一気に雑誌の露出は減るでしょうね。出版不況のいま、出版社は売り上げに対してシビアですから」(芸能ライター)

 雑誌の売り上げだけが人気の指標とは言い切れないが、人気芸能人ならば増刷がかかるのもよくある話。女性ファンも多いと言われるAKB48だが、実際に購入する層は出版社が見込んだよりずっと少なかったのかもしれない。ブームも落ち着いたなんて言われてしまわぬよう、ここからさらなる力を発揮してもらいたい。


『AKB48 FASHION BOOK わがままガールフレンド ~おしゃれプリンセスを探せ! [単行本]』

売れたのは淀川さん信者のおかげだと思うよ!

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最終更新:2011/03/15 01:00