初主演ドラマに意気込む堺雅人、見る者を疲れさせるある理由
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎主演起用が厳しいワケ
『ジョーカー 許されざる捜査官』(フジテレビ系)。このドラマ、見ていて何だか疲れるなと思ってたのだが、その原因が主演の堺雅人にあることが分かった。顔の力み過ぎで、見てるとつい無意識に、堺雅人の顔と自分の顔の筋肉がリンクしてしまうのだ。皆さんも、鼻を中心にグッと力を入れて、頬骨を出来る限り持ち上げながら目を細めてうすら笑いを浮かべたり、憎しみを込めて睨んだりしてみて欲しい。疲れるから。ずーっとものまねしてる関根勤みたい。それも輪島功一の。
◎日本のバミューダ・トライアングル
日本テレビの社員二人が犠牲になった秩父の清流。最初、一人が流され、救出に向かったヘリコプターが現地で墜落し、その場所の映像を取りに行った取材陣も命を落とし……。コワいな。水の力とか自然の脅威というより、何か「ホラー」的な感じでコワい。行った人間は必ず死ぬ。これからあそこを「クリスタル・レイク」って名前にしちゃどうか。湖じゃないけど。
◎替え玉として使うのもあり
以前、「サンドウィッチマンの伊達と鈴木紗理奈は付き合っている。すごく仲良さそうだったのを見た」と語っていた知り合いから、昨日お詫びのメールが。「ごめん、あれハチミツニ郎と斉藤瞳の見間違いだった」だと。……お幸せに。
今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。
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