サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビューちょっぴりイモっぽくて、でも夜は貪欲で積極的!「with」の世界 カルチャー [女性誌速攻レビュー][with」3月号 ちょっぴりイモっぽくて、でも夜は貪欲で積極的!「with」の世界 2010/01/30 18:46 女性誌速攻レビューwith 『with』(講談社)2010年3月号 女性誌レビューに初登場の「with」(講談社)。編集コンセプトは、「仕事、恋、旅、そしておしゃれに美容、自分磨きに積極的な20代の働く独身女性のためのバイブル」。読者想定は27歳とのこと。そして、再三比較される「MORE」(集英社)は、ファッションやビューティだけでなく、すべてにわたってワンランク上を目指す大人の女性のための大型生活情報誌で、読者層は25歳といわれています。ちなみに「MORE」の方が創刊は1977年と、「with」より3年早いんです。それではOLバイブル雑誌の世界をのぞいてみましょう。 <トピックス> ◎冬服にON!で明日使える「春靴&バッグ」346! ◎「ゆるかわアレンジ」で私をイメチェン! ◎春のお弁当BOOK ■無難なファッションが一番難しい 「non-no」(集英社)を愛読していた大学生がそのまま社会人になり、抵抗感なく手にするファッション誌が「with」「MORE」といわれています。コンサバすぎず、カジュアルすぎず、モードすぎず、でも着回しできるアイテムが大好き♪ 変に目立たず、若いうちから”経済性”を身につけ良妻賢母を育てようという価値観が支配していて、時代遅れな気も……。でもそれが受けるっていうのが変な感じ。紹介されるアイテムも、コットンチュニック、ボーダーニット、ショートパンツ、花柄ワンピースと、去年読んでも、来年読んでも内容の変化に気づかなそうな、実に無難なラインナップ。その無難ファッションも、モデルたちが着ると不思議とオシャレに見えてしまうマジック。私は知っています。一般人が同じ格好をしたら、ただのイモ子になってしまうことを……。無難なファッションにとって、一番のアクセサリーは抜群のスタイルなのだと、「with」を見て学びました。 ■セックスも自分磨きの一環 「恋愛で駆け引きとか、合コンとかもよくわかんないし……」と言うタイプが「with」の読者かと思っていましたが、「愛する人とLOVE&SEX」なんて特集が! しかも、内容は「an・an」セックス特集と同レベルの激しさ。さすがに、「an・an」のようにテクニック伝授や膣トレーニングまでは登場しませんが、アドバイザーに元人気AV女優・穂花が登場したり、読者の実体験を官能小説風に読ませたりなど、趣向を凝らしています。 カコミ記事「”嫌い派”多数の×××××(自主規制)問題!」では、サイゾーウーマンでも書けないような淫語の数々が。「○液を飲む」なんて言葉は「an・an」セックス特集よりも衝撃的! ”自分磨きに積極的な”OLにとっては、SEXもノルマの一つということでしょうか。表紙から考えられない濃密なエロスの世界に驚きの企画でした。 ■50日で目まぐるしく展開する恋愛模様 「大人カジ」(オトカジ)スタイルVS「ナチュかわ」スタイルによる50日間着回し企画。この「50日」という数字からも、いかに着回しアイテムが本誌の要になっているかもわかります。「大人カジ」女子は、小学校の音楽を教える常勤講師で、「ナチュかわ」は百貨店のフードバイヤーという設定。そして、この常勤講師の恋愛がとにかく忙しい。仲良しの男友達とディナーに行ったり、外国人としょっちゅう遊んだり、小学校の音楽鑑賞会で知り合ったバイオリニストといい感じになったと思ったら、週刊誌にその男のゴシップ記事が出たりと、とにかく忙しい。最終的には、バイオリニストと結ばれ、目出度し目出度し。って、男で遊び過ぎ! 婚活市場で一番人気は「with」「MORE」系の女子だといいます。見た目はちょっぴりイモっぽくて、でも夜の方は貪欲で積極的。ってまさに、”昼は貞淑夜は娼婦”な男の理想像まんまですね。そんな「with」の様子を今後もチェックしてきますね! 『誘惑のシネマ 究極のSEXシーン [DVD]』 腕、磨いちゃう? 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】 ・「櫻井翔のヌード」はフェイク! 「an・an」でひっそりとヘアヌード解禁 ・豚肉よりもつけまつ毛優先!? ギャルママ雑誌「I LOVE mama」の世界観 ・西山茉希の卒業と入れ替わりで登場! あの事務所の大型新人モデル 最終更新:2010/01/30 22:39 次の記事 森光子、有線演歌チャート1位にジャニーズファンがブーイング! >