著名人が振り返る2009年ベスト3

「息子が童貞でなくなった」岩井志麻子の今年怒りを感じたベスト3

2009/12/29 17:00
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岩井志麻子『欲に咲く女、欲に枯れる女 』
/イーストプレス

――2009年も残すところあとわずか。芸能界、政界をはじめ激動続きだったこの一年。個性豊かな著名人の方々に、今年を振り返ってもらいました! 

■今年、怒りを感じた瞬間ベスト3

1位 息子が童貞でなくなった。しかも年齢をごまかして安~い風俗店で。「相手の女、23歳と言ってたけど、どう見てもお母ちゃんより年上だった……」。それに使ったこづかい、返せ!

2位 それを聞きつけた同じマンションに住む巨大な足の裏みたいな顔のオバハン風俗嬢が、うちの息子を拉致って、「私ともヤッて~」と迫ったという。タダでもさせんし、許せん!

3位 新宿のライブハウスで定期的に徳光正行さんとトークライブを行っているが、毎回必ず最前列に座っている蛭子能収さんそっくりの男が、西原理恵子のトークライブにも来ていた。お前、私の追っかけと西原の追っかけと掛け持ちしていたのか!? 浮気者め!

■今年の思い出深い異国での男性関係ベスト3


1位 ソウルのイテウォンでナンパしてきたナイジェリア人

 とにかく生まれて初めての黒人。あまりのチンポのデカさ(痛さ)に、『最初で最後の黒人』認定しました。

2位 同じくソウルの美容整形外科医

 高須クリニック院長の紹介で知り合い、もうすぐ新製品の「アソコをシメる注射」を私が実験台になって打ってもらいます。土臭いセクシーさがタイプど真ん中。惚れました。

3位 18歳年下の可愛い韓国人の夫


 結婚して一年半、初の浮気疑惑が持ち上がった。一応、問い詰めたら、徹底的な話のすり替え+開き直り逆ギレ嘘泣き。という韓国のお家芸を連発連打され、日本完敗。

■今年のベスト芸能人ニュース

小向美奈子の逮捕→ストリップ劇場で再起という展開。

 このような女性は普通、雑誌でヘアヌードかいきなりAVとなるのが変な王道になりつつある昨今。ストリップというのは逆に新鮮で意表を突いた。その世界のパイオニアになってほしい。

■今年の自分を一文字の漢字で表すと

「息」

 息子の息。前の結婚でできた長男は、父方で育っていたのだが、十年の年月を経て、今春から再び母と暮らすことに。やはり、一番可愛い男は息子だったとしみじみする母。

■2010年にブレイクしそうな芸能人

うちの息子

 芸術系の高校の演劇科に通って俳優を目指してます。生徒で作る自主制作の映画では、主演デビューを果たしたのですがね。

■2009年に逝ってしまった方にまつわるエピソード

加藤和彦さん

 新宿のパークハイアットでお見かけしました。長身でオシャレでとにかくカッコよかった! 思い出しながら「イムジン河」を聴いて泣いていたら、韓流アイドル並みのルックスとカブトムシくらいの脳みそを持つ韓国人の夫(26)が「イムジン河、なにそれ~」とキョトンとしていた。泣かずにいられないのは北の人か南の人か加藤和彦さんか私か。

■来年の活動予定
 執筆、テレビ、ラジオ、今年の続きみたいな感じでぼちぼちやっていきたいです。現状維持に努めます。

岩井志麻子(いわい・しまこ)
1964年、岡山生まれ。99年『ぼっけえ、きょうてえ』で日本ホラー小説大賞を受賞し再デビュー。エロと恐怖を本音で語る最凶オバハンキャラとして活躍中。『5時に夢中!』(MXTV)の木曜レギュラー。代表作は『タルドンネ 月の町』(講談社)、『べっぴんぢごく』(新潮社)。本誌「サイゾー」にて徳永正行氏と「愛のズルむけい地」連載中。

『欲に咲く女、欲に枯れる女 (単行本)』

息子さん、好きすぎじゃないっすか

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最終更新:2013/04/03 19:18