サイゾーウーマン海外ドラマ『デクスター』の影響で2件目! 17歳の少年が弟を殺害 海外 ドラマ『デクスター』の影響で2件目! 17歳の少年が弟を殺害 2009/12/08 21:00 『デクスター』シーズン1 コンプリートBOX/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン アメリカで、10歳の弟を殺害した罪で逮捕された17歳の青年が、「犯行のきっかけは人気テレビ・ドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』だった、ドラマの主人公になった気分で弟を殺害した」と供述していると米ABCニュースが報じ、全米に衝撃を与えている。 事件は現地時間11月28日夜、インディアナ州のコンレン宅で、兄弟2人で留守番中に発生。供述によると17歳の兄アンソニーが7歳年下のコナーと遊びでレスリングをしている際、「ふと殺したいという気分にかられ」「コナーが気絶するまでヘッドロックをかけ」「その後、約20分に渡り口と鼻から血が噴出するまで首を絞め続け」「ビニール袋を頭にかぶせ、足を持って一階まで引きずり」「繰り返し頭部を地面に叩きつけ」殺害。 遺体はトランクに入れ、地元の公園に放置。翌日発見された。 弟を殺害した後、アンソニーはガールフレンド宅を訪れ、指輪を手渡してガールフレンドを抱きしめたそうだ。「あんな幸せそうな彼を見るのは、本当に久しぶりだった」と彼女は語っているという。 アンソニーは事件が起きる12日前に両親の意思により学校を退学しているが、校長は「兄弟ともに、まじめで友達もいる、よい生徒だった」とコメント。警察の取調べには反抗することなく、淡々と答えており、8年生(中学2年生)の頃から殺人を夢見るようになり、人気ドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』がその気持ちを押したと供述。殺害中は「まるでデクスターになったようだった」とも語っているそうだ。 現在アメリカでシーズン4が放送されている『デクスター ~警察官は殺人鬼』は、作家ジェフ・リンジーの小説『デクスター 幼き者への挽歌』をドラマ化した作品で、マイアミ警察の血痕鑑識官として働く主人公が、凶悪犯のみをターゲットとした連続殺人犯としてのもう一つの顔を持つ、という物語。血しぶきが飛ぶ残虐シーンや血みどろのグロいシーンが多く登場するため、視聴年齢制限がもうけられているが、2008年にも『デクスター』の大ファンだという29歳青年が、39歳の男性を「ドラマの筋書きを真似て」殺害したという事件が起こっており、今後ドラマが非難されることは免れそうにない。 なお、アンソニーだが17歳であるため死刑にはならず、殺人で有罪判決が出た場合は最高で懲役65年になるという。 コナーの最期の言葉は「アンソニー、やめて」だったそうだ。 『デクスター』シーズン1 コンプリートBOX 精神がヤバいときに、ヤバい作品はおススメしません。 【関連記事】 「本当最高だった」、ファーギーがコカイン中毒の過去を告白 【関連記事】 ニコール・リッチー、パパラッチに追突されて軽傷を負う? 【関連記事】 エミー賞から見る、次のブレイク海外ドラマはコレだ! 最終更新:2009/12/29 00:01 次の記事 エイベックスの「真似ても盗むな」根性が、ついに日韓問題にまでに!? >