サイゾーウーマンコラム押尾に酒井、ダークな話題をスルーしている”流行語大賞”の本気度 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 押尾に酒井、ダークな話題をスルーしている”流行語大賞”の本気度 2009/12/03 17:15 今井舞週刊ヒトコト斬り押尾学酒井法子リチャード・ギア のりピーYearでしたから ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎今井舞による流行語大賞は…… まあ、これは今に始まったことじゃないが、何なんだ「流行語大賞」って。「政権交代」って「流行語」か? 毎年どんどん「流行語」の本質から離れてって、もうかなり形骸化してる気がする。「日経ヒット商品番付」とどう違うのか。 「実感はどうあれ、とりあえず受賞は大ニュースとして、うやうやしく報道される」という、形ばかりなこの感じ、「芥川賞」と「直木賞」によく似てる。もう今、芥川賞取ったからって、その人の本買う人少ないもんなあ。それより「本屋大賞」の方がずっと引きが強い。「本当に面白い本」って感じ。感じだけで読んでないけど。 「芥川賞・直木賞」に対する「本屋大賞」のように、中身スカスカの「流行語大賞」に対抗して、「国民みんなが思わず口にせずにいられなかった言葉」を集めて決める、本当の流行語大賞が出来たらいいのに。 ちなみに私にとっての流行語大賞・最優秀賞は「この辱めをどうしてくれるの(酒井法子)」。惜しくも次点の優秀賞は「来たらすぐいる?(押尾学)」。特別賞は「ハーチー!(リチャード・ギア)」。 ◎だから、TBSはヤバい テレビ局がヤバいと言われて久しいが、中でも群を抜いてヤバいのは、何といってもTBSだろう。ゴルフ場から何度も注意を受けるほどひどい取材で有名なカメラマンを使い続け、カートで大事故を起こしたり、亀田対内藤戦で、判定の内容は言わずに、結果だけ言えと指示してリングアナを激怒させたり。ほんと、テレビ局からダメな話が出ると必ずTBS。先日、友人がよく行くドッグランに、例の婚活サギ女がよく来てたとのことで、TBSが取材に来ていたそうだ。その時のディレクターは、市橋容疑者逮捕の際、取材で張り切り過ぎて公務執行妨害で逮捕されたヤツだった。友人いわく「サギ女が飼ってるのは小さいシーズー犬なのに、ずっと大型犬エリアで聞き込みしてた。ダメそうな人だった」とのこと。ほんと、ダメな。 ◎『続・沈まぬ太陽』を撮ってほしいのか よりによってマイケル・ムーア監督の荷物を失くしたJAL。まさかエコノミーで来たってこともないだろうに。ビジネスクラス以上の上客の、それも有名人の荷物なんて、別格で慎重に扱ってると思ったのに。それとも、別格で慎重に扱った結果がこれなのか。ひょっとして、マイケル・ムーアの荷物がボロかったのか。真相をぜひミニ・ムービーかなんかで追及して欲しい。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 【バックナンバー】 ・渡哲也の「マグロ!」「結婚!」タイトルコールの味わい深さ ・仲間由紀恵の熱愛騒動で露呈した、新事実とは? ・「大学入学」という完璧な算段を取った酒井法子のブレイン 最終更新:2019/05/22 19:53 次の記事 ドラマ主演決定の亀梨、”低視聴率王子”の汚名を返上できるか? >