サイゾーウーマンコラム小林麻央は「清純」か!? あの市川海老蔵を落としたその処女性 コラム [連載]亀井百合子の「オシャレな女に憧れて」 小林麻央は「清純」か!? あの市川海老蔵を落としたその処女性 2009/11/21 11:45 亀井百合子の「オシャレな女に憧れて」小林麻央市川海老蔵 しょせん海老蔵も坊ちゃんだったってことね のりピー報道もようやく落ち着いてきた今日このごろ。最初からずっと不可解だったことがある。のりピーが多くのメディアで「かつては清純派アイドル」として扱われていたことだ。女性の多くは違和感を感じていたと思う。いったいどこが清純派? デビュー時から清純派だったことなんてあった? 芸能界の辞書に「清純」なんて言葉があるの? 男の目は節穴だ。きっと幻しか見えていないのだろう。 そんなこんなで、小林麻央が市川海老蔵と「近日中に婚約」だそうである。つまり、まだ入籍はおろか婚約すらしていない、ぶっちゃけ「時々会って食事してセックスする仲」の段階なのだが、キャスター(笑)を務める『NEWS ZERO』(日本テレビ系)で6分近くも割いて仰々しくなれそめの映像を振り返っていた。小林麻央は皇族か!? 今後は麻央様とお呼びした方がよさそうだ。 しかも、聞いてもいないのに御丁寧に「出産の予定はなく、仕事は続ける」というナレーションまでつける始末。「出産の予定はなく」というのがまた不自然で滑稽。セックスを連想させるような露骨な言い方を避けたつもりかもしれないが、普通に「妊娠しておらず」とか「デキ婚ではないですよ」とか「一応避妊したつもり」とかはっきり言ったらいいじゃないの。言うわけないか。 実は、一部の男性の間には「小林麻央は清純」という幻想があるようである。というのも、上智大学在学中に出演していた『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)で、司会の明石家さんまに「好きな人何人もいたやろ?」とツッコまれ、「いないです。ひとりだけしかつきあったことないんで」、「その人とはどこまでいった?」「すごいエッチですね……(笑)。キスだけ」と処女であることを明かしたからである。 ……このやりとりを聞いた時点で、女性なら危険信号出まくり。合コンには誘っちゃいけない要注意人物決定である。実際、処女か処女でないかはどうでもいい。処女と清純は関係ない。しかし、それが男たちには分からない。麻央様が「処女=うぶで清純なお嬢さん」に見えるらしいのだ。本当に清純なお嬢さんなら自己顕示欲むき出しで『から騒ぎ』なんかに出るもんか。イリュージョニスト麻央! 麻央様の底知れぬ女子力の高さが伺える。 海老蔵との交際も「麻央ちゃんは清純だからヤリチンにだまされたんだ!」と考える男性も多い。しかし、逆に考えれば、数々のナイスバディ美女をモノにしてきた男が、交際たった5カ月余りで結婚を決めたなんて奇妙ではないか? もしかしたら海老蔵が小林麻央のワナにハマったんじゃないか? なんてことを「考え過ぎ」と思いながらも考えてしまうのは、やはり女性として本能的に警戒させる何かを小林麻央的な女性に見いだしてしまうからだろう。 女は、”女に嫌われそうな女”ほど本当は好きだ。すごく気になる。今後、海老蔵は十中八九浮気をするだろうが、そのとき小林麻央には余裕のコメントができるような一枚も二枚も上手の妻であってほしい。扇千景みたいに堂々と、「彼は役者だから」と大らかに。そしてゆくゆくは政界デビュー。無理矢理白く塗ってのし紙をくっつけたような交際発表に、そんな明るい未来が見えてきた。 (亀井百合子) 亀井百合子(かめい・ゆりこ) 1973年、東京都の隣の県生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスライターに。ファッション誌やカルチャー誌のライター、アパレルブランドのコピーライターとして活動中。 『今日もやっぱり処女でした (単行本)』 “処女=清純”だなんて男ってロマンチストなのね(笑) 【バックナンバー】 ・佐々木希主演映画『天使の恋』で泣くためのポイントを考えてみた ・成金・神田うの、エッセイからにじみ出る結婚生活の苦悩! ・「心配すると顔が悪くなる」、黒柳徹子が指南するアラフォー処世術 最終更新:2019/05/17 20:43 次の記事 強引に攻められるのが好きだから…… 麻央と海老蔵の”相性”は? >