[女性誌速攻レビュー] 「AneCan」4月号

うなずきながら自分アピール! 対談に見る押切もえの”のし上がり術”

2009/03/10 12:00
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「AneCan」09年4月号/小学館

 押切もえ一色から、エビちゃんが加わり、すっかりエビもえ色に変化した「AneCan」になって3カ月。今月は創刊2周年ということもあって、さぞかし素敵な付録がついているのかと思いきや、付録は「リスモメールブロッカー」。auのタイアップ記事のおまけです……。天下の「AneCan」2周年も、出版不況の波には逆らえないようです。そんな今月の内容はこちら。

<トピック>
◎創刊2周年大感謝プレゼント!
◎新しい私、はじまる! 「姉エレガンス」春の進化論
◎東京ビズタワーOL、春スタイル完全攻略バイブル

創刊2周年大感謝プレゼント!
 付録が残念な結果となったので、プレゼント企画に期待! おなじみの59ブランドが、どどーんとプレゼントを大放出。って、これも他力本願! 完売続出と言ってた「AneCan」2周年なのに、寂しい限りです。

押切美道 Vol.25
 押切もえの連載記事ですが、今回のネタは『モデル失格』。言わずとしれた、押切もえ初の書籍です(ちなみに前回も『モデル失格』発売前告知でした)。ゲストに、『モデル失格』と同じ小学館101新書から著書『自然体~自分のサッカーを貫けば、道は開ける』を出したサッカー日本代表の遠藤保仁選手を招いての対談という内容。それでは、対談を読み進めてみましょう。

押切 本を読ませてもらって、恐縮ですが、私自身とかなり共通点があるなあって思ったんです。

 とりあえず読んだアピールは当然のことながら、その中に自分のことも入れていく貪欲な姿勢、さすが元ギャルです。


遠藤 (ウイルス性肝炎にかかり)試合にも出られなかった。
押切 私も首の骨を折って入院したことがあったりして。

遠藤 退院してサッカーできるようになったとき、幸せだなーって。この気持ちを忘れないで、これからもサッカーしようって思った。
押切 私が仕事に復帰したときも、まさにまったく同じ気持ちでした。

遠藤 失敗してもいいし、それがあたりまえだと思うと楽というか、リラックスできる。成功したらラッキーって思えるし。
押切 私も伝えたいのは、そういうことでした。

 押切さん……人の話に乗っかりすぎでは!? いや、本当にそう思ってるんだろうけど、うなずきながらグイグイ”自分アピール”を忘れずにおいしい所を持って行く。元ギャルから日本のトップモデルにまでのし上がった彼女の生き方、参考にするべきかもしれません。
(スライム坂口)

『リスモきこえる』


でも、リスモ好きな人は多いよね

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最終更新:2010/01/28 17:37