サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」宇多田ヒカル休養宣言の裏にある父・照實氏の思惑と、恋人家族の囁き コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第40回】 宇多田ヒカル休養宣言の裏にある父・照實氏の思惑と、恋人家族の囁き 2010/08/17 21:00 女性週刊誌ぶった斬り!女の価値観 「週刊女性」8月31日号(主婦と生活社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 第40回(8/17発売号より) 今年のお盆時期、高速道路は至上最悪の渋滞が発生するという予測報道が盛んに行われた。結果は――。全然大したことはなかった。これって民主党が掲げた高速無料化に対する妨害工作? 情報操作? 恐怖を煽るマスコミの悪しきメディアスクラムにも見えた。 一方アメリカではトヨタのリコール問題で「電子制御システムには問題がなかった」との中間報告が。やっぱり陰謀だったのか!! 1位「宇多田ヒカル無期限休養の真相! 恋人父が『心の声に耳を傾けなさい」」(「週刊女性」8月31日号) 2位「宇多田ヒカル”破局報道”年上画家のカレと『もう一度、2人の日々を!』」(「女性自身」8月31日号) 3位「美女もいた! 麻世がひた隠す カイヤも知らない別邸マンション」(「週刊女性」8月31日号) ※「女性セブン」は合併号休み 毎年夏は、週刊誌業界はネタ枯れ時期である。だからワイドショーは連日のように、仙台の高校教師殺人事件ばかり扱っている。ちょっとでも面白いネタがあれば、それを掘り下げるしかない。 そんな夏休みの真っ只中の8月9日、宇多田ヒカルが年内で音楽活動を無期限休止することを発表した。 「これ以上進化するためには、音楽とは別のところで人として成長しなければなりません」 「アーチスト活動を止めて、人間活動に専念しようと思います」 自分探し、ってやつか。15歳のデビュー以来、ひた走って12年、そりゃあ休みたいよね。 当然、「週刊女性」「女性自身」ともに、このネタを扱っているのだが、二つの記事を読み比べると、断然「週刊女性」が、母親の藤圭子との関連や恋人画家の父親への直撃取材など掘り下げた記事になっている。 確かに宇多田のこれまでの軌跡は、藤圭子と酷似している。未成年でのデビュー、19歳での結婚、そして離婚。藤圭子は28歳で引退宣言したが、休養宣言した宇多田は27歳だ。だがそれ以上に興味を引くのが、恋人とその父親の存在だ。父親は鍼灸師。デトックスや自然環境にも詳しいらしい。恋人とその父親の影響で宇多田もエコやロハスに嵌るようになったと記事にはある。とすると、当然「あの問題」が起こってくる。 そう、宇多田自身の父親であり、デビュー以来宇多田をサポートしてきた宇多田照實の問題だ。 「照實はステージパパとして宇多田と二人三脚で活動してきましたが、かなり強引な人物です。プロゴルファーの石川遼の父親と双璧をなすといえば分かりやすい(笑)。宇多田をプロデュースするというより、”支配”している」(ある芸能関係者) 一方の恋人一家は、それとは間逆の考え方で、自転車や自然を愛すエコ一家。うーん、上手くいくはずがないよな。しかも照實にとって娘は、”金のなる木”と言うべき存在でもある。休養も賛成のはずはない。そんな宇多田に恋人一家は囁く。 「もう、家族のためにそんなに頑張らなくってもいいんじゃない」 「そろそろお父さんから自立して、自分のことを大切に考える時期だよ」 なんてね。宇多田の言う「人間活動」や「本当の自分と向き合う」とはそういうことを指していると思うのだけど。両親の度重なる離婚、再婚、そして現在も母親の藤圭子は行方知れずだという。こうした環境に育った宇多田が、本当の自分を見つめるために、現在のエコ恋人と、27歳という年齢はグッドタイミングかもしれない。と、いろんな想像を逞しくさせてくれた「週刊女性」の記事であった。 (ついでに記しておくと、「自身」の方は恋人との破局報道を否定し、「当たり前の生活を取り戻すため」とだけ記していた) 「週刊女性」の芸能ワイドは夏のネタ枯れを意識しているのだろうか。タイトルは「スクープWAVE大ネタ 小ネタ」である。でもって「川崎麻世の別邸マンション」ネタは大ネタなのか、小ネタなのか。個人的には小ネタかと思う。ネタの大小や事実の問題ではない。麻世の存在が今や小さいのだから。 麻世はカイヤも来たこともないマンションに、2年前から住んでいるという。そこには20代の茶髪美女が。カイヤとは離婚していないから不倫かということになる。いや、既に7年近く別居生活を送っているから、法的には既に家庭は破綻したと見なされるのかも。どうでもいい。二人の関係が冷え切っていることには違いないから。 カイヤも妻帯者との不倫を報じられたり、デヴィ夫人に”不倫”を暴露されたこともあった。離婚しないのは双方の利害関係の合致に他ならない。腐った関係。そんな言葉がぴったりなカップルである。 「ぜったい離婚!から素敵な夫婦三昧」 じゃあ、あのとき麻世を斉藤由貴にあげればよかったのに~ 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】 ・元「ジャニタレ・キラー」工藤静香が標的にした、若きジャニーズタレントとは? ・松嶋菜々子&反町隆史夫妻の愛娘の行く先を暗示する”二谷友里恵”の影 ・兄とも弟とも関係をもった……モト冬樹に34年尽くした女の凄まじい告発 最終更新:2010/11/08 17:30 次の記事 海辺の豪邸で同棲中の豊川悦司、その年下キラー遍歴 >