貪欲なその姿勢が金を産む!

金が金を産む! 副業で大成功したセレブベスト5

2010/02/14 17:00
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化粧濃過ぎて、ヒース・レジャーみたいになってる!

 ハリウッドで成功を収めたセレブ・スターたちは、映画一本出演するだけで10億~20億円もの莫大なギャラを手に入れる。大金を手に入れると、何か事業を起こしたくなるのは万国共通らしく、彼らの多くがレストラン経営やファッション・ラインを手掛けたり、自分の名前入りの香水をリリース。しかし、副業という軽めのノリだからか、大半が失敗に終わってしまう。

 セレブといえど、ビジネスセンス・ゼロでは事業を成功させるのは至難の業。いくら有名人であっても、消費者はシビアなのである。

 今回は役者や歌手として名声を得、なおかつ副業でも成功を収めた、「ハリウッドで副業で成功したセレブ」ベスト5を、勝手にランキングしてみた。

 第5位 シェリル・クロウ

 グラミー賞を9回受賞している実力派歌手のシェリル・クロウが、自分の好きなファッションを反映したデニム・アピールライン「Bootheel Trading Co.」を立ち上げたのは、2008年3月。「洗練されたデザイン」が売りのジーンズは60ドルから、シャツは26ドルからとお手頃価格で、たちまちヒット。現在全米200カ所のアウトレットで絶賛発売中。今年春には、大手デパート・チェーン店を中心に、新たに350カ所で発売される。シェリルが、この副業で得る収入は、年間契約金の30万ドル(約2,700万円)と、売り上げ金のうちの一定%(未公開)。月を追うごとに売り上げが伸びているという「Bootheel Trading Co.」は、今後も成長し続けそうである。

 第4位 メル・ギブソン


 『リーサル・ウェポン』で大ブレイクした俳優のメル・ギブソンは、『ブレイブハート』でアカデミー監督賞に輝くなど、多彩な才能の持ち主として知られているが、全く異なる業界、不動産業でも大成功を収めている。アメリカだけでなく、コスタリカ、フィジー、オーストラリアに不動産を持つメルは、ここ5年の間にコネチカットとマリブの物件をタイミング良く売却し、総利益3,700万ドル(約33億円)を得るなど、鋭い決断力の持ち主として業界から一目置かれている。最近ではフィジーのマゴ島を1,500万ドル(約13億円)で、コスタリカの大牧場を2,600万ドル(約23億円)で購入。公開されていないが1億ドル(約90億円)の不動産を所有しているとされている。

 第3位 ロバート・デ・ニーロ

 歯を抜いたり、体重を増減させたりと壮絶な役作りで有名なオスカー俳優ロバート・デ・ニーロ。そんな彼も、レストラン業で世界的な成功を収めている。ロサンゼルスのイタリアン・レストラン「AGO」は開店直後から予約が殺到。マイアミとマンハッタンにオープンした系列店も大好評。日本食「NOBU」は日本を含む7カ国21カ所に展開している。成功の秘訣は、世界的な名声を持ち、バックグラウンドがしっかりしているシェフと組んだこと。自身の名を売りにせず、その道のプロに食の主導権を渡し、味にこだわり続ける姿勢を崩さない点が業界からも高く評価されている。

 第2位 ポール・ニューマン

 『明日に向って撃て!』など数多くの名作に出演したオスカー俳優、ポール・ニューマン。アメリカでは彼ほど成功したセレブ事業家はいない、と伝えれている。1982年に食品製造会社「Newman’s Own」を設立し、パスタソースやサラダ・ドレッシングなどを全米のスーパーマーケットで販売。若かりし頃のポールの似顔絵がトレードマークで、ちょびヒゲ・バージョンもあるなど、遊び心も満点。何よりアメリカ人好みの味が大好評で、安定した売り上げを誇っている。実はこの会社、売上金100%をチャリティー団体に寄付しており、ポールが亡くなった翌月に発表された設立から2008年10月までの合計寄付金額は、実に2億8,000万ドル(約250億円)であった。


 第1位 メアリー=ケイト・オルセン&アシュレー・オルセン

 1993年7歳で自身のプロダクション「Dualstar Entertainment Group」の最高経営責任者に就任。出世ドラマ『フルハウス』で培った双子のイメージを売りにしたビデオ・シリーズを制作し、これが大ヒット。アイドル的存在へと成長したティーンになるとファッションを手掛け、全米3, 000店、全世界5,300店で、自分たちが手掛けたファッション・ラインを販売。ファッション・デザインの面白さに目覚めた2人は、スタイリッシュで洗練されたファッションで人気を集めている高級ライン「The Row」を立ち上げ、妹と兄の名前をブランド名にした、プレタポルテライン「Elizabeth and James」のライセンス契約を結ぶなど、今やファッション界では若手デザイナーとして認識されているほど。1億ドル(約90億円)とされる資産のほとんどは、ギャラではなく、ビデオやグッズのライセンス料、ファッションラインの売り上げが占めており、その年間収入は1500万ドル(約13億円)だとも言われている。

 次点で、サンドラ・ブロック(キャンドル専門ブランド)、ジャスティン・ティンバーレイク(ジーンズ・ブラン、BBQ & Bar)、初代『チャーリーズ・エンジェル』のジャクリーン・スミス(ベッド・シーツ、タオルなどリネン・デザイン「Owned and desighed by Smith」)などなど……。

 大失敗を繰り返しているジャッキー・チェンは「自分の収入は映画。沢山お金が入るから、事業は趣味。副業だから、収入ゼロでも潰してもOKなんだ」と語っていましたが、大成功を収めているセレブは、やはり真剣度が違うような……。

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稼がなくっても、いいじゃんね。セレブは。

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最終更新:2011/03/22 13:30