ネット書店で人気!? 女子の最大のタブーに迫った「ひとりH図鑑」

2010/02/15 11:45
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 出版不況といわれる中で着実に売り上げを伸ばしているのが、「Amazon」をはじめとする、インターネット上の書店。対面で会計をするわけではないので、実店舗と違った売り上げランキングになるんだとか。そんな中、今ネット書店でじわじわとランキングをあげているのが、女性に向けて作られた『ひとりH図鑑』

 この本を作ったエルシーラブコスメティックの担当者の方に、その人気のヒミツを教えてもらうと、

「やはり、今まで女性同士でもなかなか話題に上らなかった、女性の一人Hについてリアルに迫ったからではないでしょうか? 男性同士ですと、笑い話の一つとしてざっくばらんに話すこともありますが、女性はひとりHに対して、『恥ずかしい』『後ろめたい』という気持ちがあるようで、ちょっとした”タブー”になっていますよね。でも弊社が今までに行ったアンケートでは、約50万人もの女性が積極的にひとりHについて語っています。そんなことから、ひとりHは恥ずかしいことじゃないんだ、という意味を込めて今回この本を作りました。そういう趣旨の本だからネットで買いやすいということもあるかもしれませんね」

 との回答をいただきました。確かに、女性同士で彼とのセックスの話はしても、ひとりHについては、無意識のうちに避けていたのかも……。じゃあ、実際のところ、女性のうちどのくらいの割合の人がひとりHをしているの? どんなふうにしているの? など次々と疑問が沸いてきたので、早速『ひとりH図鑑』の中身を見てみました。

 まず驚いたのは、本当に生の声が集まっているということ。年齢や職種、彼氏の有無などさまざまな女性のひとりH事情が本人の写真とともに掲載されています。「ひとりHの時間割」というコーナーでは、仕事からの帰宅後、ひとりHへ向けて、どんなふうに時間を過ごしているかなど、リアルな生活事情が垣間見れます。例えば、

「仕事終了後、ムラムラっとする日は帰りがけにコンビニでHなコミック雑誌を購入しちゃいます。家に帰って、まったりした後に、23:30頃からレディコミを読み始めます。そのまま流れでひとりHモードに。1:00ごろにはそのまま眠くなって夢の世界へ」(りょうさん、21歳)


 など、さまざまな生活形態の女性のセキララ告白が多数掲載されています。

「女性のひとりHは、パートナーとのセックスをより楽しむための自分磨きの要素もあるのです。『ひとりH図鑑』に登場している方も、前向きにひとりHを楽しんでいる様子が分かると思います。自分が感じやすい体になれば、彼とのセックスも楽しくなるはず。ただ、だれかが教えてくれるわけではないので、ほかの人がどうしているのかを知るために読んでいただければ」(前出の担当者)

 また、「パートナーがラブグッズを持っているのを発見したら?」「どれくらいの女性がひとりHをしていると思う?」など、一番気になる「男性から見た、女性のひとりH」という視点も紹介。こちらも予想していたよりも、前向きな発言が多く、男性が「女性の性」に理解があるということが分かります。

 身近な友達、パートナーだからこそ聞けない「ひとりH」事情。ちょっと気になる人にとっては、この本が参考書になるかもしれませんよ。

『ひとりH図鑑』の詳細はこちら


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最終更新:2010/03/01 12:56